イノセント・デイズ
早見和真
再読
多分 3回目か4回目
店長がバカすぎて
を読んで
新!店長がバカすぎて
を読む間に 挟んでみた
新!店長がバカすぎて
に入っていた
早見さん✕角川春樹さん
の対談を読んで
再読したくなった
全然違うタイプのお話
すごい作者さんだ
私にとっては
これは
読んですぐ
感想が残しにくいお話
以前
実際にあった事件で
官僚の人だったかな
逮捕されたけど
実は冤罪だった とあとから分かった
というのがあって
最初 容疑者として
ニュースに取り上げられてるときは
違和感なく見えたのに
冤罪だった とわかってから
取り上げられた報道では
こちらでも違和感なく見えて
伝え方や主観で
印象が正反対になるなんて
と 自分の感じ方が
全くアテにならないことに
とても驚いて
この作品を読むたび
そのときの感覚を思い出す
全体には つらさの大きい
考えさせられるストーリー
そんな中での
陽子も一緒にいる
姉妹一緒だったときの
生活のシーンが好きだ
先のつらさを知っているから
よけいに 好きなのかも
そして
刑務官の 心の動き
ストーリーは
とにかく
なぜ?
こんなことに?
という
つらさと
居心地の悪さ
あまりにもその積み重ねが
増えすぎたせいなのかな
最後は
救いだったのではないかって
感じた
肯定していいのか
わからないけど
そういう救いもあるのかも
救いであってほしい