妄想のお話です
何言ってんだ?みたいなのです
好まない方はUターンしてください
久しぶりに
ちょっと歩くコンビニまで
ふたりで アイス買いに
夜のお散歩
家から3番目に近い
このコンビニは
人通りのない道を
結構 歩かなくちゃだから
夜だと
涼介と一緒のときしか行かない
行きの 真っ直ぐな道を
一緒に ぼんやり歩いていたら
『えっね、今の
流れ星??じゃね?』
興奮すると上ずる 涼介の声
『え?ほんと? 見てなかったなぁ』
涼介が見つめている方を見ても
そこには固定の星だけ
『多分流れ星 光ってるのがさーっと』
今度はあちこちキョロキョロ
『なんで見てないんだよ!
せっかくの流れ星…』
なんでって言われても…
『え、アイス何買おうかなって
ぼーっとしてたから…』
怒られてもねー
『せっかくの流れ星
何かお願いしなくちゃ
いけなかったんじゃない?』
『あ!そうじゃん
何にもお願いするヒマなかった』
『今から言っておく?』
『もういないじゃん!』
『でも 言わないよりは
あとからでも言っておいたほうが
もしかしたら後追いで
間に合うかもしれないし』
うーん お願いねぇ…
『アイスアイスアイス』
『それ元々 今から叶う予定だろ』
『え、じゃあ…
宝くじ宝くじ宝くじ?』
『宝くじ買ったことないくせに
当たるかよ!!
ってかお願い言うの 俺ね!
流れ星見られたの 俺だから!』
『あ、そっか
何お願いする? ゲーム?』
『…それは!
……自力でなんとかしないと
逆に悔しいから だめ』
『おーなるほど!えらいね!』
コンビニについて
切らしていたコーヒーを
かごに入れる
安定にいつものアイスがあった
『期間限定とかもいいけど
やっぱりこれだよねー』
結局同じアイスを2個と
レギュラーコーヒーを買って
アイスがとけないように
ちょっと急ぎ足の
帰り道
『散歩散歩散歩』
『え?なに?』
『後追いじゃどうだか
わかんないけど
一応しておいてみた』
確かに このコンビニへ行こうって
言い出すのは
いつも涼介からだ
『そっか 散歩
そんなに好きなんだね
後追い受付間に合うといいね』
ふーん と思って
涼介の顔を伺うと
なぜか
こっちも見ないで
『うるせー、バーカ』
と 謎に暴言をはかれた