学校や仕事で出歩き他者と関わらないといけない年齢の人々と、そうでもない年齢の人々と、なぜか後者からのワクチン接種。重症化するかららしいが。
我が家の親も高齢者で、コロナになったら重症化すると神経質になっている。が、父親はゴルフに行ったりとのんきなものだ。
ワクチンの予約が開始される日時に兄弟がやるというので、私は気にしていなかった。ある日、家でのんびりしていると、「予約サイトに繋がらない」とLINEが入り、サイトのリンクと予約番号がポキポキッと。
予約開始時間から既に30分以上経っている。リンクをクリック。
「混みあっている」
と無機質なメッセージの表示。
何度か戻ってはクリックを繰り返すが、一向に繋がる様子を伺えない。
電話なら、順番待ちで順次繋いでくれるかな?と掛けてみたが、「この電話は大変混みあっております。しばらく経って~」とNTTの女性の声のアナウンス。いつか繋がるか?と家電と携帯と2台でかけるが、聞こえるのはNTTの女性のアナウンス。何度掛けても、彼女が出る。段々憎らしくなり、「この(ブチッ)」と2語で切って、リダイヤル。気がつけば30分以上経過。リダイヤルを押し続けた人指し指が腱鞘炎ぽくジンジンしている。
これはもう、大手町へ行ってもらうしかないかなと思いながら、最後にネットで挑戦。諦めが悪いのが私。
なんとなく、こうやったら繋がるかもねーと試したら、2回目であっさりログイン画面が表示。うそー、ラッキー。
その後は、まるで高級ジュエリーを購入するサイトへ入るのかと見間違えるほど、入力の手が震える。
冷静に、ログイン番号とパスワードを入力。おー、アクセス完了。
この時、予約開始時間から、既に一時間半くらい経っていた。予約できる枠を見ると、残り数枠。危ないっす。
早い日時で親の近い場所を予約しようとして、はて、この場所は近かったかな?と悩んでいて、とりあえず予約したら、エラー。
えー、慌てて、戻って、リロード、リロード、リロード。何回かやって元に戻ると、その病院の枠が消えていた。
もう時間との勝負ねと、残っている枠の中から多分近い病院と早い日時を選び、予約完了ボタンを押す。
おっと、またエラーっす。
リロード、リロード、リロード、何度かやると、やっと予約完了の画面が出た。
もう右手人差し指、キーボード押しすぎで、さらにジンジンです。
そんなこんなで、スタートが出遅れたものの、なんとか一時間くらいで予約できました。
予約できたことを告げると、場所も日時も丁度よかったらしく、大変喜んでいたので、よかった。
この経験から思ったのは、いや、この先着順の制度、まじ失敗。高齢者が一人でネットや電話で予約できる仕組みになっていない。予約の際にメールアドレスが必要だったけど、持ってない人もいると思うし、あの繋がらない電話のNTTの「混みあっている」メッセージを聞き続けて絶望する。私だって、聞き続けてイラッとしながら、諦めかけたし。高齢者でない兄弟だって、繋がらないネットに絶望感を抱いてた。なんなの、この仕組み。
どこかの町で日時指定でハガキを送ったところ、日時変更の問い合わせは全体の5%で、その他の人は混乱もなく、ワクチンの無駄も出ず、予定通りに接種したとのこと。そりゃそうだ。みんな接種したいのだから、言われた日時に打ってもらえるなら予定変えてでも来るって、ましてや高齢者のほとんどの人は仕事もないだろうしね。
予約は平等って言えば恨まれないと思ってるかもしれないけれど、予約できた人とできなかった人は不平等だし、高齢者が先で若者が後も不平等だし。住民票があるのだし、個人番号あるのだし、その町の年齢が高い人からガンガン日時を割り当てればよかったよ。日時の早い遅いがあるにしろ、必ず打てる安心感と、日時が分からなくていつ打てるか分からない不安感と、なんで後者を国民に強いたのかと、予約サイトの混み具合で思ってみた。
しかも、うちの親、
「よかった、打てばこれで安心して出歩ける」と言っていたので、叱っておいた。
ワクチン打った高齢者達が、もう安心だと町でうろうろし始めて、ワクチン打てないその他の年齢層には、外出するな、外食するなと言う世界って、ちょっと違うよなー。
子供達は我慢ばかり。運動会も林間学校も社会科見学も中止や延期。一生懸命できることをやって頑張っているが、今しかない学年や学校生活をこんなに窮屈にしてしまう政治ってね。
それでも子供達は学校へ行けることに感謝をし、前向きに生きてます。
そんな、ワクチン予約の経験から、色々考えたのでした。