「君の道」



君は言ったね
前へ進むんだって
いいと思う
すごくいいと思うんだ
それがたった一歩だったとしても
そこから見える世界は変わってくるはずさ


でも、知っておいて欲しいことがある
前を向いて一歩後ろに下がることは
ただ前に踏み出すことよりずっと勇気がいることなんだ
だって後ろに何があるかは見えないんだから
それに振り返って、来た道を戻ることも
すごく勇気がいる
だってせっかく今まで進んできた道を戻らなきゃならないんだ
それはすごくもったいない
それは今までの自分の努力を否定する行為だ
それだけじゃない
ここにとどまるという選択肢だってある
何も失わず、何も得ず
足ることを知る
だって君は今、十分に幸せかもしれない


知っておいて欲しいんだ
確かに道は前に続いている
でもよく目を凝らして見渡してみれば
360度全てに君は進むことが出来る


それでも君が前に進みたいっていうなら
進めばいいよ
そこにはきっと君がほしいものが待っている
それはもしかしたらずっとずっと遠くかもしれない
それでも前に進まなきゃ絶対に届くことはないんだから


「すべてはぼく故に」



こんな目にあうのはどうして?
こんな目にあうのは誰のせい?


そんなふうに考えるのは、やめにしよう
だって、そんなふうに考えていたらさ
何にも変えられないだろ


だから大きい声を出して、言ってみよう
こんな目にあうのは自分のせいだって
ほら、もっと大きい声を出して


君がそれを言えたとき
初めて君が全てを変えられるんだ
だってさ
人がしていることを変えるより
自分がしていることを変えるほうが
ずっと簡単だろ

「人生はマラソン」



誰かが言ってた
まるでマラソンは人生のようだって
だったらスピードを競うのはやめにしよう
42・195キロメートルの間で
どんなステキな道を通ったのか
どんなステキな花を見つけたのか
どんなステキな人たちと出会ったのか
それを語り合う競技にしよう
一番も二番もない
ただ語るだけ……
だって、人生って競うものじゃないでしょ
どっちかというと自慢するものでしょ
こんなステキな道を知っている
こんなステキな花を見たことがる
こんなステキな友達がいるとかってさ
それに、ただ進むだけより
寄り道した方がずっと楽しいもの


結局、人生ってさ
いかに楽しく、有意義に
遠回りできるかだよね