私の場合、
手術に至るまでが長かったのです
今考えると、近隣で簡単に治療しようという
考えが甘かった。
どこででも治療できる病気じゃなかってんね。
●4年前●
右耳たぶの前に、小指の先くらいの
小さなしこりがあるのに気づいて(痛みはない)
市内のA皮膚科クリニックを受診。
触診しただけで
「悪性じゃないでしょうから様子を見ましょう」
と言われ、「なーんだ」と安心して帰る。
今思えば、先生、何を根拠に
悪性じゃないと言った
●今年5月26日●
しこりが4年かけて少ーしずつ大きくなって、
中指の先くらいになりました。
相変わらず痛みはないけど、正面からの
写真でもわかるくらいに出っ張ってきたので、
4年前とは別の皮膚科を受診することに。
この時点では自分なりに調べて、
「粉瘤」ではないかとほぼ確信していたので、
日帰りで粉瘤摘出手術可能とHPに書いてある
市内のB皮膚科クリニックを選びました。
粉瘤(アテローム)は袋状の組織が
皮膚の下にでき、
そこに垢や皮脂といった老廃物が
たまった良性の嚢胞。
日帰りで10分~20分程度の手術で摘出
できる。
先生の触診(かなり入念)の結果、
耳下腺腫瘍の疑いがあるのと、
粉瘤であったとしても顔面神経が
通っている箇所で、
神経を傷つける恐れがあるので、
自院では手術はできないとのこと。
総合病院の耳鼻科か形成外科での受診を
勧められました。
しかし自院では紹介状は書けないと
はっきり言われました。
(あとから書けない理由は判明したけど、
この時は理由は聞かされない)
このあと私が調べた総合病院は、
どこも紹介状なしで受診はできなくて、
途方に暮れました。
患者が困るのが分かってて、
書けないの一言で帰すとは、
あまりに不親切な対応やんかー
●6月3日●
気を取り直して、大阪の粉瘤専門の
Cクリニックを受診。
ここは粉瘤ならば受診当日に日帰り手術して
くれる上に、もし粉瘤ではなくて自院では
対応できない場合、
紹介状を書いてくれるとのことだったので、
今度こそはどうにかなると安心して行きました。
触診と超音波診断の後、
すぐ手術してもらえることに。
方法はくりぬき式
(メスで直線に切るのではなく、
円筒状のメスで穴をあける方法)
手術室で横になり、耳の前方を
局所麻酔→切開。
注射や痛みには強いほうだと思うので、
別にどうってことなし。
しばらくいじってるなーと思ってたところ、
先生から「あのー、ご相談なんですけどー」
と話しかけられる。
「できものの位置が深くて、
どうも粉瘤ではない可能性が高いです。
今日はこのまま縫合させていただきますね。
MRI検査で粉瘤か耳下腺腫瘍か判断しましょう」
と摘出せずにそのまま縫合。
3針縫ったようです。
顔に傷を作っただけやったなー
仕方ない。
1週間後に抜糸とMRI検査(別のクリニック)の予約をして帰る。

●6月9日●
MRI検査(うるさいけど、思ってたほど辛くない)
→抜糸(驚くほど痛くない)
●6月28日●
MRIの結果を聞きに行く。
やはり耳下腺腫瘍と診断されました。
通勤途中にある病院を希望したところ、
神鋼記念病院に紹介状を書いてもらうことに。
●6月29日●
神鋼記念病院の耳鼻科を受診。
先生、開口一番
「うちは耳下腺腫瘍の手術はやってないんだけど、
どうしてうちに来たの?」
え・・・
だって、Cクリニックの先生が・・・
発症率がとても低いということは、
手術ができる病院も極端に少ないのだと、
当たり前のことをここで実感。
お医者さん任せじゃなく、ちゃんと自分で
ホームページとかで
実績を調べないとだめですね。
通勤途中とかにこだわってる場合じゃなかった。
とりあえず、神鋼記念病院で 刺吸引細胞診で
良性か悪性かを調べて、
手術のできる神戸大学附属病院か神戸市民病院を
紹介してもらうことに。
●7月3日●
超音波検査しながらの穿刺吸引細胞診。
●7月13日●
検査の結果、腫瘍は良性で、約2cm。
一番多い多形線種とのこと。
良性が8割と聞いてはいたものの、やはり安心しました。
神戸大学附属病院に紹介状を書いてもらう。
そもそもの話
「痛くなくて良性なら手術しなくていいのでは?」と
はっきりと口には出さないものの、
上司や旦那様からそういうニュアンスを
感じることがありました。
腫瘍は大きくなることはあっても小さくはならない。
悪性(癌)に変異する可能性もある。
大きい悪性腫瘍を取る場合、切除部分が大きくなる
=顔面神経への後遺症の可能性が高くなる。
最悪、悪性への変異に気づかなかったらどうする?
なので、手術そのものにはなんの迷いもありません。
顔面神経の後遺症は正直とても心配だけど。
絶対、良性で小さいうちに取りたいです。
●7月25日●
神戸大学附属病院受診。
手術と入院の日程、9月の2週目と4週目の
2パターンを候補にあげてきました。
どちらになるかは来週決まります。
手術前の検査(血液、尿、心電図、レントゲン)
を受けて帰りました。