こんにちは!
鼻炎娘です。
突然ですが、私が中学一年生から二年生の2月まで不登校でした。
人と接することが大嫌いで、人に評価されることが怖くて、人に話しかけられることが恐怖でした。
そんな私が、高校を卒業して、アパレル店員になった経緯をお話ししたいと思います。
過去の記事にある通り、私はいわゆる陰キャでした。
男の子としゃべったことはほとんどありません。
女の子の友達も10名いないです。
そんな私は高校を選ぶ時も、自分は人と接するのは嫌いだから、できればパソコンに携わる仕事をしようとおもい、商業高校に行きました。
そこでシステムやプログラムについて学び、資格を取り、当然進路もシステムの会社に行くと決めました。
両親も姉も周りも、私がアパレル店員になるなんて夢にも思わなかったでしょう。
高校卒業後私は少しずつおしゃれに興味を持つようになりました。
昔から姉と母がおしゃれや洋服が好きだったのをそばで見ていたのもあったのでしょう。
興味を持つ前は、アイラインや口紅やネイルをするのはだいっきらいでした。
無理やりされようものなら、号泣してしまうほどに嫌いでした。
システムの会社につき、おしゃれができない職場に少しずつ退屈を覚えました。
私はここにいるべきじゃない、そんな思いが強まりました。
会社には同年代は一人しかおらず、その一人は異性で、しゃべることもありませんでした。
周りの人は自分の一回り以上も年齢がはなれていて、疎外感がありました。
そんな中、システムの業務が全く違う業務に代わり、これを機にわたしは退職を決めました。
そして次の仕事を探しているとき、おしゃれに携わる仕事がしたい気持ちがわいてきました。
でも家族にはそんな素振りをあまり見せたことがなかったので、家族がおすすめしてくれる仕事は真逆のものでした。
かくいう私も、自分の気持ちに素直になれずに、私自身もシステムの仕事を探し続けました。
それでもやっぱり、気持ちは強まっていきました。
人が怖いとか、接客が怖いとか、そんなことでくすぶってる自分がとっても格好悪く見えたんです。
当時の私はまだ19歳。どんな失敗だって経験になりうると考えました
新しい環境に飛び込むことって、本当に怖いけど本当にわくわくするんです。
そんな中、母と姉に「アパレルやってみたい・・・」とつぶやいてみました。
二人は驚いた声をだして目を真ん丸にしました。
それも当然です。
私は、昔っから接客だけは絶対にしたくない!!!と言っていたので、まさかそんなことを口走るとは世界中に誰一人として思わないんです。
私も、私がこんな気持ちになる日がくるなんてと本当に驚きました。
そして、ダメ元で応募したアパレルで、その場で即採用されたのです。
うれしくて、わくわくして本当に自分の勇気に感謝しました。
毎日おしゃれして、お客さんに服を褒められて経験、経験の日々でした。
たしかに、声をかけるのはドキドキするし、緊張するけど、
同い年の同僚に褒めてもらったり、励ましあったり、すごく充実していました。
おすすめした服を、お客さんが喜んで買ってくれて、また来てくれた時はやりがいを感じました。
学校に行けず、いやがらせを受けて、いつまでもうじうじしていた時の自分の殻を抜け出したような
そんな感じがしました。
自己肯定感も上がって、自分に自信がつきました。
ですが、問題は発生してしまいました。
上司の嫌がらせでした。
最初は言葉がきついだけで、いい人だと思って、真摯に受け止め仕事をしていました。
私が至らないだけなのもあったと思い、一生懸命勉強しました。
それでも嫌味やいやがらせは止むことはありませんでした。
なんでなんだろう、何が悪いんだろう。そう考えているうちに、私は出勤がつらくなりました。
同僚の女の子の一人がひそひそと話しかけてきました。
「なんか、〇〇さん、機嫌悪いね」
〇〇さん とは、その上司のことでした。
私からしたら、機嫌が悪いというか、ピリピリしてるのはいつものことでした。
「そうかも」
私は苦笑いで答えました。
「今日も怒られたんだー」
と、その子はこぼしました。
「私なんか毎日だよ」
私は笑ってそういうと、「え!?なんで鼻炎娘ちゃんが?」
と驚いていました。
「うーん。なんかいつも凄い小さいことで怒られるんだよねー」
と愚痴をこぼしてみると「わかる!私も!」
その子も共感してくれました。
詳しく聞くと、その子はお客さんのためを思って同線を自己判断して移動していたみたいですが
その上司のいう通りに動かなかったためすごく怒られてしまっていました。
私からしたら、臨機応変の対応で、良いと思ったのでなんでこの子が怒られなきゃいけないのかわかりませんでした。
その人は、指示通りに動かなかったことに怒っていたのだと思います。
それでも、いやがらせやさぼっていたわけではなく、お客様やお店の状態をみて判断しただけなので
何も間違ってはいないと思いました。
「最近毎日トイレで泣いてる」
とその子が言いました。
実は私も、ここ最近毎日怒られて、仕事中に泣いてしまったことがありました。
お客様にばれないように、服をたたみながら下を向いて涙が収まるのを待つことしかできませんでした。
そんな話をしてると、つい最近やめた女の子の話になりました。
「実はあの子も、〇〇さんがいやでやめたらしいよ」と、そのやめた子と仲良かった同僚が言いました。
私だけでなく、バイトを始めたばかりの子にも酷い態度をしていたみたいでした。
そんな中で、私が仲良くしていた子が次々にやめていきました。
私もついに耐えられなくなり、退職をしました。
楽しかったアパレルですが、そのような上司の存在で私はその道をあきらめました。
その後他のアルバイトをしてみましたが、続かず、私は人の下につくのは無理な人間なんだと思いました。
そう悩むうちに、自分ひとりで稼ぐ方法を考えました。
そしてたどり着いたのが株トレーダーという道でした。
私が私らしく、生きていくために、いつも私は人とはずれた道を歩んでいたような気がします。
やっぱり私は最初から集団で生きてはいけないんだろうなと、再認識しました。
不登校になったのもアパレル店員になったのも、全部大切な経験でした。
何かをはじめるのは、いつだって怖いです。
でもその怖さを打ち破ってこそ、私の本当の人生の幕開けなのではないでしょうか。
私の好きな歌にこんな歌詞があります。
行き詰ったとこがほら それが始まりです
人生は行き詰って悩んだところが始まりだと、思えばどんな状況もきっとチャンスですよね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。