この日は3時から主治医による術前説明。
そのために仕事のシフトを他の人に替わってもらいました。
2時半ごろ到着。
必ずシャワーを浴びるようにと言われたそうで、早々とお風呂上がりの夫です。
昨日はシャワーの予約システム(備え付けの紙の希望時間の欄に名前を書くだけですが(^ー^))がわかった時にはもう予約いっぱいで、まあいっか~、となったので、今日は早々と予約をいれたようです。
当たり前だけど元気そう。
看護師さんや、麻酔の先生や、ICUの看護師さんが代わる代わるいらして説明をしてくださるので、けっこう忙しそう。
手術の前に提出する書類がたくさん!
それに目を通し、サインするのに時間がかかる。
持参したものを渡したり、洗濯物をまとめたりしているうちに若手のC先生が呼びに来られ、二人して説明用の部屋に案内される。
部屋に入ると主治医のB先生が電子カルテと画像を準備しながらお待ちになっていて、私たちが席につくとゆっくりと丁寧に説明を始めてくださる。
C先生は書類にペンを走らせている。
先生の説明はこうです。
⚫CTやMRIの画像から見ると、がんかどうかは悩ましい。
⚫炎症の跡かもしれないし、ふるい結核の跡かもしれない。が、数年前からのエックス線画像で見ると、年々輪郭がハッキリしてきているようであり、胸膜を巻き込んでいるようにも見える。➡がんを否定する材料がない。➡迷うところですが、まあ手術という選択がよいと思われる。
⚫手術に関しては、部分切除ではなく左上葉をまるごと切除。部分切除をした時代もあったが、再発する例が多く見られることがわかったため、今はこういう術式が一般的である。せっかく初期であるなら、より確実な方法がよい。こういうことは一発勝負ですから。
⚫リンパも取る。
⚫実物を見たわけではないから軽々には言えませんが、がんであった場合はおそらく初期の腺がんでしょう。
⚫ただ、このような形は自分の30年の経験からも見たことがないので、実は私はがんではないんじゃないかと思っているんですよね。
………えっ!そうなの?…と少しビックリ。
確かに、画像を見ると変な形。
⚫ふつう、がんと言われるものは、丸を形成していくものですが、あなたの場合は違います。このような形のものは見たことがない。とても珍しいですね。
そう、丸くないんです。
上から見ると丸い。でも、横からの画像は、長細い。
まるで、椎茸の傘のような…
先生のようなベテランのお医者様でも見たことがない形。だから「がんじゃないかも知れないと思ってる」なんておっしゃるんだ。
そして続けて、
⚫手術は10時開始です。まずはその部分をくりぬいて生検にだし、がんではない場合はそのまま閉じますが、がんであればそこから速やかに上葉切除に移ります。
がんであるかどうかを手術中に奥様にお知らせすることはできません。なので、12時を過ぎても12時半を過ぎても奥様をお呼びしない場合はがんであったと思ってください。
…とおっしゃいました。
⚫手術は、とにかく我々は【一生懸命】やります。それしかありません。
そうですよね。
お任せします!!
ひとつ不安に思ったこと。
若いC先生、記録し終わったら。。。
目が裏返って白目になってた。
もしや寝てる?お疲れなのね……
それだけ、深刻じゃないってことよね。
でも…こっちは真剣なんですから、寝ないでよお…
主治医のB先生の「僕はがんじゃないかもしれないと思っています」の言葉。これまで、「初期のがんだから、切除したら治る!」と迷わず思ってスッキリ覚悟していた気持ちが、ちょっとだけ揺らいでしまいました。
で、明日は手術です。
夕方私は帰宅。
長男と次男、学校帰りに待ち合わせをしてお父さんのところに寄ってくれました。
長男は、車の雑誌と薫製の本を買っていったそうです。
退院したら美味しい薫製でも作ってね。
明日、頑張ろう!
そのために仕事のシフトを他の人に替わってもらいました。
2時半ごろ到着。
必ずシャワーを浴びるようにと言われたそうで、早々とお風呂上がりの夫です。
昨日はシャワーの予約システム(備え付けの紙の希望時間の欄に名前を書くだけですが(^ー^))がわかった時にはもう予約いっぱいで、まあいっか~、となったので、今日は早々と予約をいれたようです。
当たり前だけど元気そう。
看護師さんや、麻酔の先生や、ICUの看護師さんが代わる代わるいらして説明をしてくださるので、けっこう忙しそう。
手術の前に提出する書類がたくさん!
それに目を通し、サインするのに時間がかかる。
持参したものを渡したり、洗濯物をまとめたりしているうちに若手のC先生が呼びに来られ、二人して説明用の部屋に案内される。
部屋に入ると主治医のB先生が電子カルテと画像を準備しながらお待ちになっていて、私たちが席につくとゆっくりと丁寧に説明を始めてくださる。
C先生は書類にペンを走らせている。
先生の説明はこうです。
⚫CTやMRIの画像から見ると、がんかどうかは悩ましい。
⚫炎症の跡かもしれないし、ふるい結核の跡かもしれない。が、数年前からのエックス線画像で見ると、年々輪郭がハッキリしてきているようであり、胸膜を巻き込んでいるようにも見える。➡がんを否定する材料がない。➡迷うところですが、まあ手術という選択がよいと思われる。
⚫手術に関しては、部分切除ではなく左上葉をまるごと切除。部分切除をした時代もあったが、再発する例が多く見られることがわかったため、今はこういう術式が一般的である。せっかく初期であるなら、より確実な方法がよい。こういうことは一発勝負ですから。
⚫リンパも取る。
⚫実物を見たわけではないから軽々には言えませんが、がんであった場合はおそらく初期の腺がんでしょう。
⚫ただ、このような形は自分の30年の経験からも見たことがないので、実は私はがんではないんじゃないかと思っているんですよね。
………えっ!そうなの?…と少しビックリ。
確かに、画像を見ると変な形。
⚫ふつう、がんと言われるものは、丸を形成していくものですが、あなたの場合は違います。このような形のものは見たことがない。とても珍しいですね。
そう、丸くないんです。
上から見ると丸い。でも、横からの画像は、長細い。
まるで、椎茸の傘のような…
先生のようなベテランのお医者様でも見たことがない形。だから「がんじゃないかも知れないと思ってる」なんておっしゃるんだ。
そして続けて、
⚫手術は10時開始です。まずはその部分をくりぬいて生検にだし、がんではない場合はそのまま閉じますが、がんであればそこから速やかに上葉切除に移ります。
がんであるかどうかを手術中に奥様にお知らせすることはできません。なので、12時を過ぎても12時半を過ぎても奥様をお呼びしない場合はがんであったと思ってください。
…とおっしゃいました。
⚫手術は、とにかく我々は【一生懸命】やります。それしかありません。
そうですよね。
お任せします!!
ひとつ不安に思ったこと。
若いC先生、記録し終わったら。。。
目が裏返って白目になってた。
もしや寝てる?お疲れなのね……
それだけ、深刻じゃないってことよね。
でも…こっちは真剣なんですから、寝ないでよお…
主治医のB先生の「僕はがんじゃないかもしれないと思っています」の言葉。これまで、「初期のがんだから、切除したら治る!」と迷わず思ってスッキリ覚悟していた気持ちが、ちょっとだけ揺らいでしまいました。
で、明日は手術です。
夕方私は帰宅。
長男と次男、学校帰りに待ち合わせをしてお父さんのところに寄ってくれました。
長男は、車の雑誌と薫製の本を買っていったそうです。
退院したら美味しい薫製でも作ってね。
明日、頑張ろう!