家とジムの往復の毎日で気が滅入ってきたので、自然を感じたいと、プチひとり旅に出かけた。



暑すぎると歩けないため、天気予報が曇りの日を狙って家を出た。



2両編成の電車に50分ほど乗り、山や田んぼの景色を眺め、やっぱり自然はいいな〜と物思いにふけていた。



目的地は最寄駅から2キロほど歩いたところにある滝だ。


今日は曇り空だし、滝までは木陰で涼しいだろうし、マイナスイオンいっぱい浴びよう!と意気込んでいた。



そして駅に着き、電車から降りた瞬間、





あつっ!!

めちゃめちゃ晴れている。



そして湿度が尋常じゃない。


いや、でも滝に近づけばきっと涼しくなるし、日々ジムに通っているから大丈夫だろうと歩き出して



5分…




10分…




15分…





うん、、、





死ぬ!


滝のような汗が吹き出し、前頭部がもわ〜っと熱い。



これはやばい、熱中症ってやつじゃない?



人は誰もいないし車もほとんど通らない。


本格的に焦ってきた。


どこかクーラーの部屋に入らないとやばい。



100メートル先に売店のような建物を見つけ、死に物狂いで駆け込んだ。



九死に一生を得たと今考えると大袈裟だがこの時は本当にそう思った。



売店の隅にあるベンチに腰掛け、30分ほど涼ませてもらった。


ハンディファンを強風で当ててもなかなか頭の熱が逃げなかったため、やっぱり熱中症になっていたのだと思う。



ということでこの時点で滝に行く気はゼロだ。



正確に言うと、歩き出して5分でそう決めていた。



すでに歩き出して5分の頃は滝ではなく、涼しい建物を探していた。



何のために来たのかという話だが、滝なんてもはやどうでもいい。


こういう時は潔さが大事だ。



やっと体温が平常になった頃、あることに気づいた。




滝は行かないにしても、駅まで同じ道を帰らなければいけない。



なんで歩いて5分で滝に行かないと決めたのに、駅に戻らなかったのかと、猛烈に後悔した瞬間だった。



なんだかんだで20分ほど歩いて来てしまった。



大丈夫かな…いやそれぐらい行けるだろ。





続く…






あれから姉家族と実家に戻って来て、1週間を過ごし、今日2週間ぶりに家に戻ってきた。



1人だ。




落ち着く。



実家ではモンスター級に落ち着きのない小2の甥っ子に家族全員が振り回された日々を過ごした。



ショッピングセンターに行っても、どこの子供よりもうるさい。




マジメ子はある日甥っ子に聞いた。
「ねぇねぇ、〇〇ちゃん。落ち着きないけど、落ち着きどこかに置いてきたの?」



甥っ子
「地下10m下に置いてきたっ!!!」



なるほど。それなら仕方ない。



地下10mも下なら取りに行けないだろう。



それでもマジメ子に懐いてるからかわいくて仕方ないのだが。



外は暑すぎて遊べないため、毎日のようにゲームセンターに行ったため、ばあばの小銭が吹っ飛んでいた。



↓一緒にやらされたやつ




今回新発見したのだが、子供といると大変だが心は安定した。


前の会社で悶々としていた気持ちも、子供の無邪気な姿を見ているとそんな気持ちも吹き飛ばしてくれる。



子供ってすごいな。




それでも2週間が限界だが。笑




さてと、いつもの質素生活に戻って、
2週間で3キロ太った体重と、顎にできたドデカにきび(吹き出物)をどうにかせねば。







1週間ほど姉の家に遊びに来ている。



半年ぶりに甥っ子に会い、楽しい毎日を過ごしていると一生遊んで暮らしたいと思う。



姉に次どうするのー?と聞かれたが、な〜にも考えてない、と答えた。



この妹大丈夫か?と思っているにちがいないが、マジメ子の気持ちを察してかこれ以上は何も言ってこなかった。



それにしても小学生の体力は恐るべしだが、4月からの運動の成果か出ているのか、まだまだついていけそうなのでよかった。


甥っ子からはまだまだ元気で遊び相手になる叔母でいたいものだ。



ゲームモンスターと化している甥っ子(とくに弟)は外に遊びに行ってもゲームをしたくて仕方がない。


せっかく電車に乗って遊びに来てても、
「ねーねー!何時に帰るの?今日ゲームする時間ある?」

と何度も聞いてくる。


その後、姉にブチ切れられていたのは言うまでもない。


外に遊びに来てて、家に早く帰りたい感覚がマジメ子の幼少期からは考えられなかった。



今どきのゲームが面白すぎるのも問題ものだなと感じたし、親も大変だなと現代の子育て事情を学んだ。



毎日いつ何時も怒っている姉を見て、そのうち血管が切れるんじゃないかと心配になった。



やはり、1年に数回会う叔母の立場が一番心地よい。



さてお盆だし、姉たちと一緒に実家に移動するか〜