罰当たりな母の一週間が明け

なんとか月曜日からは娘は登校できた


ホッとするようなしないような

してはいけないような

落ち着かない一人の時間


もしまた学校から電話がきたら!?

と、ソワソワするが


行かなければならない買物があり

少し離れたショッピングセンターへ


と、言うのも

コロナ開けてからの夫が皮膚の痒みに悩まされ

また帯状疱疹かも?と皮膚科へ行ってみたり

(幸い違った)


でも病院の痒み止めの薬はステロイド軟膏で嫌だと

市販の保湿剤を背中に塗りたくる手伝いをしたり


下着や靴下のゴムて締め付けられると

痒みが酷いから!と

ゴムを緩めてほしいと

手芸ができるならやれるだろ?的な

安易な気持ちてリクエストされた


パジャマのズボンくらいなら

ゴム替え口もあり容易だが

下着や靴下はそんな仕様になっていない

平ゴムを直接縫い付けていたり編み込まれたり


それでも下着は頑張ってみた

3枚手直しした


縫い付けてあるウエストの平ゴムを全て解いて

僅かな縫い代を利用して細いゴムを入れた

ユルユルのウエストに脱げそうと心配だが

痒いよりマシと気に入ってくれたよう


靴下は流石にどうしょうもなく

そういえば祖母が晩年浮腫が酷くなり

履き口の緩い靴下をはいていたぞと思い出し

介護用の下着や肌着のコーナーを探すことにした


そのコーナーに

確かに履き口の緩い靴下はあったが

本当に介護老人向け過ぎた


夫に必要なのは

会社に履いていける靴下


紳士靴下売り場に移動

数や色柄は少なかったが

「履き口緩め」「履き口ソフト」等の表現で

太めのサラリーマンの絵のついたPOPで

コーナーができていた

500円〜800円台と手頃てホッとする


スーツに合わせるので

チャコールグレーや黒等を3足購入できた


目当てのものが見つかりホッとする気持ちと

この途中にも学校から電話が来るかも?と

早く帰宅しなければと焦る気持ちと

なんでこんな事に拘束されているのかと

苛立つ気持ちと


2月の観測史上最高気温で


汗だくになりながらヘトヘトで帰宅する


夫は、そんなことは知らずに

呑気に「やっぱり売ってるよな、こういうの」と

タグや値札を無造作に引き剥がし

靴下を洗濯カゴに放り込む


ワタシヨクヤッタ?

ガンバッタ?


罰はもうあたりませんか

償えたのでしょうか