夢を見た


朝、会社に着いて

周りの人に挨拶しながら

えんじ色のダッフルコートを脱ぐ

席に着くと

自分の姿が鏡に映った

日焼けしたハリのある肌

ひっつめ髪のロバート秋山だった


自分の着ているものにも驚く

細いボーダー柄のニットのワンピース

ピッチピチでノースリーブ

パンッと艶やかな小麦色の太い腕

後頭部からつながる背中の丸み

身体の厚みにとられ持ち上がりお尻が見えて、もはやチュニック

私はボトムを履き忘れたのか?!


こんな状態じゃ仕事どころではない

一刻も早く帰りたい

慌てて脱いだばかりのコートをまた羽織り

「今日は帰ります」と隣の席の人に伝え

バタバタと立ち去る…


というところで目が覚めた