筆子さんのメルマガを読んで思ったこと



中学校の理科

「植物の観察スケッチ」を思い出した

その時は菜の花だったと思う


実際の植物を見て輪郭線だけで表す

陰や色をつけず、ただ線で表す

花びらの枚数、形、ガクや茎との繋がり方などなど、必要な部分をただ線で描く

…というようなもの


絵画やイラストのような

「表現」ではない図

雰囲気とか不要、事実だけ描く 


「よく見る練習」だったのね



でも

大人になるにつれて

「よく見る」よりも

「大まかに全体像を掴む」こと

「早く動く」ことを優先してきたし

そうすべきという周りの雰囲気もあった


就職し

主婦になり

子育ても終盤に近づいている今まで

ずっとそんな感じだ


「早く動く」は大事だと思うが

優先しすぎていた

慌ただしく急いで乱暴だったと思う


実は「大まかに全体像を掴む」ことも

全然正しく出来ていなかった

パッとざっくり「目に映す」しただけ

表面的なイメージや主観だけで

「こんな感じ」と思い込んでいた


そのせいで

勘違いや無駄や間違いも多く

引き返したり無理矢理突っ走ったり

お金も使ったし沢山捨てた

自分も周りも傷つけてきた


早く動くその前に

もっと「よく見る」をしていればなぁ…

筆子さんのメルマガを読み反省


私の大学生時代は

欲しい情報を探し出すのも 

図書館や本屋ぐらいしかなく

貧乏学生だったので

写真代やコピー代も節約したく

全て手で書き写していた


その頃の記憶は

今もしっかり残っている

書き写すために「よく見ていた」んだと思う


最近は手軽だからと

何でもスマホで検索しスクリーンショット

そしてすぐ内容は忘れているし

見返すことも忘れている


自分に言い聞かす


慌てず急がず

落ち着いて

よく見る

絵を描く気持ちで物を見る


頭もココロも疲れていた

久しぶりに一人時間ができて

少しクールダウンできた