どうも。
今回は、この前読み終わった重松清の『疾走』の感想、を書きたいと思います。
表紙です。
怖いですよね。
この表紙が物語るように、この話は、
ものすっご~~い暗い話です。
いや、ホント読むんのつらかったです。
「感想」
基本的に重松さんの作品に明るいものは(いままで僕が呼んできたなかでですが)
ありません。
家族内の問題や、死について考えさせるものなどの重いないようです。
でも、どの作品も最後には、これからを前向きに生きていける
希望があると思います。
でも、この作品を読み終わった直後には深い絶望感しか感じられませんでした。
兄が起こした事件が、家族をばらばらにして、最後にはシュウジも・・・・・・
シュウジは悪くないんです。
全部、兄が悪いんだ。
だからシュウジは人を殺してもしょうがなかったんだ・・・・・
あんなじょうきょうだったんだから・・・
シュウジも追い込まれてたんだ・・
だから・・・・
って、読んだ後思いました。
でも数日たってみると・・・
人殺しはだめだろ。
と思いました。
当たり前ですけど。
でも、シュウジはホントかわいそうで・・・
だから、この本を読んでわかったこと。
人殺しは凄く悪い。
人の命は凄く重い。
ひところした人だけに問題があるわけじゃない。
だけど人殺しは許せない。
ってこと。
どれも当たり前の子とジャン!!
っておもうでしょ。
でも、新聞とかニュースとかで、人が死んでも、そんなに深く悲しまないでしょ!
また殺人かって思うでしょ!
なんだ一人殺しただけかよっ!ておもうでしょ!
でもこの本を読むと、ホントにそういうのの見方変わります。
少なくとも僕は変わりました。
この本のことは、ずっとわすれないと思います。
忘れられません。
忘れたくないです。
そんな、重いないようだけど、人として何が大切なことかを
教えてくれる本だと思いました。
ミステリーばっか読んでて、推理にばっか目が言っている人!!
殺された人のことも考えてあげてくださいね。
では。
この本読んでみてね!
図書館とかにありますから。
だから、必ず呼んでください。
「誰か、一緒に呼んでください。」