9/6に起きた「平成30年北海道胆振東部地震」。
私は札幌に住んでいますので、揺れました。
午前3時7分頃なんて、もちろん寝ていましたけど、
…グラグラ…グラグラグラグラ!
ガバッと起きて、娘の上に覆いかぶさって、
「…長い!長い!!」などと言っていた気がします。
やっと揺れがおさまって、体の下の娘を見たら…
爆睡。
すごい 笑
震度3~4だったのに、まったく起きませんでした。
起きて泣かれるよりは良かったんですが。
大人はその後テレビをつけたりスマホを見たり情報収集。
そうこうしているうちに、3時25分頃、停電。
この時は、北海道全域の大停電だとは思わず、
そんなに経たずに復旧すると思っていました。
しかし、ツイッターでどんどん事の大きさを把握。
会社からも安否確認のショートメールが来て返信したりして、
布団に横になるけど、浅い眠りを繰り返しながら、朝を迎えました。
停電は復旧しておらず、会社からは「電気復旧していないため休業」の連絡あり。
オットに近所のコンビニへ行ってもらいましたが、7時時点で主だったものは完売。
たまたま前日夜に色々おかずを作っていたのでそれで食事。
思わぬ休みに、何をしようかと意外と悩みました。
だって掃除機かけようか…あ、電気ないわ。
食洗器…電気ないわ。久しぶりに全部を手洗い。
スマホの充電減ってくわ…どうしよう。
娘にテレビ見たいとねだられ、見れないと伝えると泣かれました。
何かをしなくちゃと思いつつ、ソワソワして何もできないまま時間がすぎ、
しかし全然復旧のめどがつかないので、IHコンロの我が家は、
カセットコンロはあるのにカセットボンベがないので捜索。
全滅だったので妹から一本もらいました。
モバイルバッテリーも一個借りました。
停電中は日が落ちるまでに夕飯の準備を済ませたほうが良いとネットでみたので急いで作りました~。
カセットコンロで、初めて土鍋でご飯を炊きました。
美味しかったです。
多めに炊いておむすびにしました。
娘は大好きなコーンの缶詰だけで満足したので良かった。
テレビが見れないのだと理解した娘とは、何度も何度も何度も何度も
トランプで神経衰弱とババ抜きをしました。
娘がとっても上達しました 笑
恥ずかしながら、防災の準備を怠っていた我が家は、懐中電灯もランタンもなく。
日が落ちた後は、ライブ用のペンライトが大活躍。
しかも、ボタンを押すたびに赤・青・緑・黄・紫・ピンクと色がかわるタイプで、娘が大興奮。
変身用アイテムと化し、ブンブンふりまわしながら決めポーズ。
元気元気。
後日、同僚と、ペンライトをランタン代わりにする時は、緑が落ち着くという話をしました。
赤は危険と感じるのか不安が増したし、青・紫の寒色だし発光も弱すぎてダメだったし、
普段の照明に近い黄色かと思ったけど眩しいし、緑はやっぱり癒し色でした。
外を見ると真っ暗で、静かで、星空が本当にきれいでした。
そうして初日の夜を過ごして、9/7朝、起きると停電は復旧!
明るい!![]()
テレビがつく!![]()
お湯が出る!![]()
出勤かもしれないと急いでシャワーに入りましたが、
「公共交通機関の復旧のめどがつかないため休業」となりました。
JR・地下鉄・バス、全部ダメでしたので。
電気があるのでやりたいことはできるけど、両実家や知り合いは復旧してない人も多く、
テレビでは震源地の情報や、札幌市内の液状化などの映像ばかり。
掃除機かけて、今あるものだけで防災バッグを準備して、
あとは娘のトランプに付き合うことになりました。
オットは出勤だったので、二人で公園に行くのも怖いし。
二日目9/7の夜21時には、身内の停電はすべて解消されてやっと一安心したのでした。