昨日は、「脳内ポイズンベリー」の映画を題材に

脳内会議（セルフコミュニケーション＝内的対話）についてでした。

https://ameblo.jp/ringa-bell/entry-12326597478.html

今日は、「インサイドヘッド」です♪

「戦わずに成功するヨロイの脱ぎ方」を教える
丸腰先生・山本りゑです。

こんにちは。

同じ脳内で起きてることを題材としてますが、

こちらは、「5つの感情」を取り上げています。

喜（ヨロコビ）

悲（カナシミ）

怒（イカリ）

怖（ビビリ）

嫌（ムカムカ）

この映画の個人的な感想としては、

ダメな感情と捉えがちな悲（カナシミ）も、

必要なものであるということ。

悲しむべきときに

しっかり悲しまないと

後々引きずってしまうというのは

心理学でも、同じように言っていますよね。

喜（ヨロコビ）は、幸せを感じるため、より幸せに向かうため

悲（カナシミ）は、過去の辛い出来事を乗り越えるため

怒（イカリ）は、大切な人やものを守るため、問題解決のパワーの源

怖（ビビリ）は、今ここや、未来に予測される危険を回避するため

誰にでも生まれながらにある自然な感情には、

実はこんな役割があり、

人類にとって必要で、進化の過程で「使われてきた」感情です。

と言うことは･･･

そうです。

これらの感情は、情動（自然に湧き上がる感情）の脳と言われる

哺乳類脳のところ（大脳辺縁系）にあるんですねー。

心理学では本物の感情は

喜（ヨロコビ）

悲（カナシミ）

怒（イカリ）

怖（ビビリ）

の4つしかないと言っています。

これら以外の感情はないとされているのですよ。

えっ!?

ってことは・・・

この子・嫌（ムカムカ）は、どーなるの？

って、思いますよね？

この子は実は、「代理感情」です。

「偽物の感情」ということもできます。

偽物というのは、それを感じている事を

嘘だと言っているのではなく、

感じているその情動は、本物の感情の裏返しだったり、
形を変えたものだったりするという意味です。

代理感情の根源には

必ず、
怒りや恐れや悲しみといった本物の感情が存在しているんですねー。

本物の感情は、

ちゃんと感じれば、

自然に消化されて消えてしまい

長くは続きません。

反対に、代理感情は、

いくら感じても、

だらだらと続いてしまいます。

根源になっている本物の感情が未消化のまま、

心の中に放置されているからです。

こういうことが何回も続いてしまうと

消化されていない本物の感情が

どんどんたまって、
いずれ爆発して、

心や身体の不調となって表れたりしますので

お氣をつけあれ。

本物の感情とされる4つの感情にある意味：

喜（ヨロコビ）は、幸せを感じるため、より幸せに向かうため

悲（カナシミ）は、過去の辛い出来事を乗り越えるため

怒（イカリ）は、大切な人やものを守るため、問題解決のパワーの源

怖（ビビリ）は、今ここや、未来に予測される危険を回避するため

これらには、善い悪いの区別はなく、

生きるために必要な情動なので

ドンドン感じて

ドンドン消化

しちゃってくださいませ。

そして、代理感情は

そのイライラ、ムカムカは

何の代理感情か

（悲・怒・怖のいずれか）

それを発見して

それを感じてあげると

落ち着きを取り戻しやすいですよ。

あ・・・ちなみに、

「怒」だと思ってたら、「悲」だったり

「悲」だと思ってたら、「怒」だったり

っていう代理感情もあるから、

その辺、お氣をつけて。

この本物の感情と

代理感情の見分けが出来るようになると

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映画「インサイドヘッド」と本物の感情・代理感情