自然体で素朴、しかも身体性と密接に結びついている母音は、

会話で上手に使うと、相手のこころを開くことができます。

プロコミュニケーター・実践心理カウンセラーの長澤りえです。

こんにちは。

PCMの入門講座でもお伝えしている「ラポール」形成

その中にひとつに「あいうえおの術」というのがあります。

あいづちを上手にうつ術のひとつです。

たとえば、あいづちをうつとき

単純に「そうなんだ」と言うよりも、

「あぁ、そうなの」

「いいね、そうだよね」

「うんうん、そうそう」

「えっ、そうなの!?」

「おぉ、そうかい？」

などど、母音と一緒に言うと

相手はあいづちの本人を、ずっと近くに、親密に感じます。

これは、コミュニケーションの一種のテクニックですが、

でも、単純なテクニックとして覚えるよりも

「母音は親密感を増す」音韻だと知っていると、より腑に落ちやすくないですか？

口腔部を高々とあげ、喉も口唇も開けっ放しにするア。

あっけらかんと開放的で、物事にこだわらない感じが、アの発音とともに脳に届く

喉の奥から舌の中央部に向けてぐっと力の入るイ。

前方に身体を運ぶパワーがあり、前向きで一途な感じが、イの発音とともに脳に届く

舌にくぼみを作って力を溜め込むウ。

身体をくの字に折って、何かに耐えるような意識を作り出す。

内向的で内に秘めた潜在力を感じさせる。

舌を平たくして下奥に引くエ。

広々とはるかな感じを脳に届ける。

身を低くして退く体感をほうふつさせるので、奥ゆかしさを生み出し、

文脈によっては卑屈な感じを生み出す。

口腔内に大きな空洞を作り、そこに音声を響かせるオ。

大きな閉空間を思わせ、包容力を感じ、リラックスさせる。

大物をほうふつさせる音。

「おはよう」

「おやすみ」

「お疲れさま」

「お愉しみさま」

「ありがとう」

「おかげさま」

「いただきます」

「いってきます」

「いってらっしゃい」

「おかえりなさい」

など、母音の挨拶を心がけると

相手に「自分のこころが開いていること」を伝えるメッセージにもなり、

それを聴いた相手も、母音効果で緩んでくるですよん♪

家庭でも、職場でも

どこでも使いたいですね。

ちなみにラポールが取れ、親しみが増すと

自然に母音から始まる言葉が増えてます。

https://peraichi.com/landing_pages/view/pcm

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③ 06月21日（水） 19:00～21:00 記憶を変化させる「アンカリングの上書き」
④ 06月28日（水） 19:00～21:00 まとめ「フリーワーク」

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母音効果で、"あいうえお"の術