- 外事警察 CODE:ジャスミン/麻生 幾
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すべての始まりは、
外事警察の内部資料流出事件で明かされた
<協力者>である女の存在だった。
女の存在を隠蔽しようとする日本の外事警察と
その女を密かに追う韓国NIS、FBIの捜査官。
数奇な運命の女を巡る、各国の激しい情報戦の先に見え隠れするのは
迫り来る核テロの現実的な脅威だった。
陰謀、罠、裏切りが渦巻き、
圧倒的リアリズムで描写する緊迫のサスペンス諜報小説。
その女は敵なのか味方なのか
核物質の取引情報をめぐる、
日韓米の捜査機関の熾烈な情報戦
画「外事警察」2012年6月2日公開決定
日本に“裏”と呼ばれる警察が実在する。
対国際テロの精鋭部隊を描いた極限のサスペンス映画。
■出演 渡部篤郎、キム・ガンウ、真木よう子、尾野真千子 ほか
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
何と言うかな……。
感想を書くのに困っちゃう。
とんでもなく、どうしようもなく読みにくくて。
書いてある言葉や文章の意味は分かってる(と思う、そのはず)。
人間関係やら隠された背後だとか色々と複雑ではあるけど
「さっぱり分からん!」というものでもない気がする。
なのに、それを読んでも、事態の全容だとか流れが
頭の中で一向に形になっていかないというか。
「全体の中でこの人が担う役割が謎で全てが綺麗な形に仕上がらない」
ということなら、そういう作品は他にもあるだろうし、
最後まで読むのが(そのピースがキチッとはまるのが)
楽しみになりもするんだろうけど。
今回はピース云々ではなくて、
そもそも形になっていかないから困っちゃった。
形がまるで作れない上に、
内容も読んでて楽しいものではないものだから
(特に住本とカーリアンの部分がしんどい)、
ぐったりげんなり。
『外事警察』の内容をもっとしっかり覚えてるうちに読めば違ったんだろうか。