- 白骨の語り部 - 作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)/鯨 統一郎
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民話の郷・遠野の山奥で
死後一年が経過した白骨死体が発見された。
DNA鑑定の結果、
遺体は旧家に暮らす美しき四姉妹の次女のものと判明するが、
遺体発見の前日まで彼女は生きていた!?
ミステリ作家・六波羅一輝が遠野の伝承を繙き、
呪われた旧家をめぐる惨劇の真相に迫る!
作家・六波羅一輝シリーズ開幕。
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
探偵役が魅力的じゃないって言うのは致命的に痛い。
自動筆記……。
「ライターズ・ハイ」というのは解らなくないし
全然構わないんだけど、
ちょっとやりすぎじゃ…、と思えちゃって。
探偵が魅力的じゃないのを補ってプラスに転じるだけの
他の魅力も私には見当たらなくて。
他のキャラクターだとかテーマ(今回は遠野の民話)だとか。
残念。