- クライマーズ・ハイ/横山 秀夫
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下りるために登るんさ―――。
北関東新聞の古参記者・悠木和雄は、
同僚の元クライマー、安西に誘われ、
谷川岳に屹立する衝立岩に挑む予定だったが、
出発日の夜、御巣鷹山で墜落事故が発生し、
約束を果たせなくなる。
一人で出発したはずの安西もまた、
山とは無関係の歓楽街で倒れ、意識が戻らない。
「下りるために登るんさ」という謎の言葉を残したまま―――。
未曾有の巨大事故。
社内の確執。
親子関係の苦悩……。
事故の全権デスクを命じられた悠木は、
二つの「魔の山」の狭間でじりじりと追い詰められていく。
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★★☆
かなり5つ寄り。
ちょっと想像してた話とは違ったけど、
これはこれで好きだ。
大事故を報道する側の苦悩だったり、苦労だったり
そういうものを書いた話なのかと思ってた。
もちろんそういう話なんだけど、
思ってた以上に「社内の確執」の部分が。
それも含めて面白かったからいいんだけど。
これでもまた泣いてしまう。
これは映画も見てみたいな。