9日(日)、西瓜糖 旗揚げ公演『いんげん』が、無事に終演しました。
戦後直後の日本。
とある姉妹を中心に、人間の、女の、男の狂気と弱さ、そして強さを描いた物語。
いんげんの蔦が生えた井戸。
この井戸がお客様を驚かせました。
作家の秋乃桜子さん。
私も一度出演させていただいたことがありますが、その時は現代の三十代前半の女性たちのそれぞれの思い、姿が等身大に描かれたオムニバスでした。
他にも笑いあり涙ありの、羽衣1011での二人芝居や、夏の夜の夢を題材にした、ほっこり現代ファンタジーなどなど。
幅広い作品を描いています。
ここ最近でしょうか。
戦中・戦後の世界を描き始めたのは。
触れるたび、見るたびに、進化する彼女。
読むだけで世界に引き込む情景の力強さ、人々の生々しさは、活字を通しても鳥肌が立つほどです。
この『いんげん』は、そんな彼女の、まさに今までの作品の中で、最高の作品ではないでしょうか。
今回、スタッフとして関わらせていただいたこの作品を通して、色々なことを学びましたが、
あんなに素晴らしいベテランの皆様でも、千秋楽を迎えた打ち上げの席であんなにも瞳を輝かせて、
作品の素晴らしさ、また芝居の楽しさ、難しさを語る姿を見せていただけたことが、本当に印象的でした。
うぅ、良いなぁ。
こんな素敵な機会を、私も風ノ環で作ることができたら本望ですね。
う~、
私も頑張るぞ~
と言いつつ、昨日は打ち上げ&カラオケで朝帰りして、ホトンド寝て過ごしたマミヤなのでした
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