母に殺されかけた。


上着と携帯だけ持って持って家を出た。

どこか遠くへ逃げようと思ったけど、

結局、近所までしか行けなかった。

わたしには逃げるお金もいくあてもない。

どこへ行くこともできない。

死んでもいいくらいだと思ったけど、

暗闇も、街の音と明かりも怖かった。

周りを見渡して常に警戒した。

死にたいという割には死ぬ勇気はない。

寒いし、悲しいし、お腹は空くし。


子供は無力だ。

1人では生きることさえできない。