ご指名いただきました、第3回練習日誌担当せきぐち(s)でございます。
拙文少々お付き合いくださいませ。


今回も身体作り&発声練習から始まりました。
重心を中心に降ろす(自分のイメージ)爪先立ちの運動は結構難しいです。気を付けないと両足の母子球から小指側へ力が逃げて行きます。

発声では
ついつい、今迄の指導や経験から意識して声を出そうとしてしまうところを、
敢えてその意識、構えを手放して「用意した身体に素直に声を伝わらせる、響かせる、出したものに修正を掛けようとしないこと」を最近やっている、
そんな気がします。頭でっかちになって固まってしまった身体を解放するような。
うまく響かせられたら身体感覚としても気持ち良いんだろうなぁ、と思います。

歌の練習に関しては、
言葉を音の羅列にしないこと(意味の伝わる言葉として歌うこと)、ピアノとの関係を忘れないことを再度確認しながら、お互いの響きを聴きつつ歌うこと。
臨時記号、強弱記号の持つ意図は決して歌詞、メロディーと乖離したものではないこと。
意識をとっちらかせずにこれらを両立させて歌いあげていくのはやっぱり難しいなぁと思いつつ、
今日も歌うのでした。