久しぶりの更新をする。
何故か。
それは、ダーニングをしようと思っている人に、私の思いを伝えたいから。

ダーニングという、洋服の繕いの手法がある。
ダーニングマッシュルームというキノコみたいな木製(じゃなくてもいいのかもしれないけれど)の台に、擦り切れた部分を固定して、糸で縦横に繕っていく。

そこに新たな布を織るかのように。

その色遣い、カタチ、質感が、技術の上手い下手ではなく愛着を感じさせてポイントにもなるというもの。

だと思う。
本を買ったけど、隅々まで読んではいないからわからないけど。

なぜこれを始めたかというと、もう、息子たちの擦り切れたズボンの膝に、ダイソーのワッペンをつけるのに飽きたから。4歳児坊やはまだ、恐竜だー!って喜ぶけど、7歳児坊やはだんだん喜ばなくなってきてるし。



いつもはカラフルな糸で、へんちくりんなダーニングもどきをあしらっていたけど、今回は、息子のアディダスの黒いジャージに、黒い糸でダーニング。



7歳児坊やは、ただただ穴が塞がれたので喜ぶし、108円で買った大量の刺繍糸を使えばいくらでもできるし、時間はかかるけど脳みそ空っぽにできるし、いい趣味だと思う。



ほんとは、かわいいカラーのワンポイントにしたいけど、まあ、ジャージだしねー。

かわいい娘っ子がいれば、
「ママ、ダーニングかわいい❤️ありがとう❤️今度はピンクつけてね!」
なんていうかもしれないけど、
逆に、
「ママ、このハート形歪んでて変だよ!」なんていうかもしれないし、

「穴が空いてないから、学校に履いて行っていいズボンだ!」

くらいな我が子でよかったと思う。




そんな訳で、アイロンワッペンなのに周りを手縫いでつけて、針にボンドみたいなのがつくのに疲れた人にもダーニングはお勧めです。


マッシュルーム的なのはあった方がいいと思うので、いくつもの中から選んで買うか、代用品を探すかしてください。


子どものズボンのお直し目的ならば、どっちみち3年も着られるものではないので(ここでは成長期の子どもを想定しています)、安い刺繍糸でいいと思われます。


あとは刺繍針、糸切りバサミ、マッシュルームに布をくっつけるゴム、必要なのはこれくらいです。マッシュルームに説明がついていなければ、本を買うか借りるかググるかすればやり方がわかりますね。間違えてもうまくいかなくても、ま、いっか、と思う心も必要ですね。


私は夜中、一杯ひっかけながら、テレビをつけながらやっているよ。完全に自分の時間なんだけど子どものものを直しているという所で、夜なべする優しい母さんぽいでしょ。自己満足できるよー。