上野天神宮=菅原神社
三重県伊賀市上野東町2929
創建は不詳・通称「天神さん」の愛称
古くは上野山(現在の伊賀上野城)・平楽寺の伽藍神(がらんがみ・寺院を守護する神)で農耕神祇に発祥する神々を祀る神社でしたが、天正9年(1581)に起きた「天正伊賀の乱」の後、慶長16年(1611)、藤堂高虎による城下町建設の際、この地に奉遷され城郭鎮守として祀られました。
御祭神:菅原道真公
鳥居扁額
社号標(昭和三十六年建立)
楼門:三重県指定文化財
楼門扁額
楼門狛犬
菅原神社(上野天神宮)は、松尾芭蕉が29歳の時、江戸に発つ前に処女句集「貝おほひ」を奉納したことでも知られ、文学の神として一層崇敬を集めることとなりました。鳥居手前には『史跡 貝おほひ奉納の社』の碑が建っており、昭和47年(1972)4月27日に市の指定史跡に指定。
鐘楼:三重県指定文化財
楼門前狛犬
伏せ牛
神馬舎
手水舎
拝殿:平成22年7月の火災で焼失。平成24年9月に新拝殿が再建
拝殿内
本殿
本殿内の狛犬
境内社
松尾神社
美加多神社