最近、**「ラットが死んだ」**って曲に中毒になってる。
タイトルのインパクトが強すぎて、最初は正直ちょっと身構えたんだけど、
一回ちゃんと聴いたら最後、気づいたら頭の中でずっと流れてるやつ。
曲調は軽快というか、どこかポップで耳に残るのに、
歌詞を追えば追うほど、内容が全然軽くない。
このギャップがもうずるい。
歌詞の「ラット」って、たぶんただのネズミじゃなくて、
社会の中で消費されて、使い捨てられて、
それでも必死に生きてた存在の象徴なんじゃないかって思ってる。
毎日同じ場所をぐるぐる走って、
逃げ道がないのに「これが普通」って思い込まされてる感じ。
「死んだ」って言葉も、
物理的な死というより、
夢とか感情とか、自分らしさがすり減っていった結果の“終わり”みたいで、
そこが妙にリアルで怖い。
一番引っかかるのは、
絶望を叫んでるようで、どこか淡々としてるところ。
怒り狂ってるわけでもなく、
「まあ、そうなるよね」みたいな諦めがにじんでて、
それが逆に胸にくる。
聴けば聴くほど、
「これ、自分のことじゃない?」って思う瞬間が増えてくるのも厄介。
忙しさとか、期待とか、役割とかに追われて、
気づいたら考える余裕すらなくなってる日、あるなって。
なのに不思議と、この曲を聴いて落ち込むだけじゃなくて、
「じゃあ自分はどう生きたいんだろう」って考え始めてる自分もいる。
突き放すだけじゃなくて、
ちゃんと考えさせてくるタイプの中毒。
今はまだ、歌詞の意味をぐるぐる考えながらリピートしてる段階。
答えが出なくてもいいから、
しばらくこの曲に捕まっていたい気がしてる。