チェンソーマンのレゼ編の映画を観に行ってきた。
原作は知ってるし、だいたいの流れも分かってる状態だったのに、映画館で見ると全然別物で、普通に引き込まれた。
全体的に空気がすごく良い。
派手で暴力的なシーンもあるんだけど、それ以上に静かな時間とか、感情が溜まっていく間の取り方が印象的で、スクリーンで見るからこその重さがあった。デンジの不器用さとか、何気ない会話の温度感がやけにリアルで、「ああ、これチェンソーマンだな」ってなる。
レゼについては詳しく語れないけど、
やっぱり存在感が強い。
かわいいとか怖いとかだけじゃなくて、どこか切なくて、見ていて感情が追いつかなくなる感じ。デンジとの距離感も絶妙で、分かりやすいラブストーリーじゃないところが逆に刺さる。
で、映画を観終わったあと、
一番頭から離れなかったのが曲、「IRIS OUT」。
流れた瞬間に「え、なにこの曲…」ってなって、そのまま感情を全部持っていかれた。
派手に盛り上げるタイプじゃないのに、
余韻が長くて、映画の空気をそのまま閉じ込めたみたいな曲。
聴いてると、さっき観たシーンが勝手に思い出されて、
楽しいとか悲しいとか一言で言えない気持ちになる。
歌詞も直接的じゃない分、
レゼ編のテーマと重なって見えて、
「言えなかったこと」「選べなかった未来」みたいなものが、静かに残る感じがすごく良い。映画のエンドロールにこれを持ってくるの、ずるい。
今は普通にIRIS OUTをリピートしてる。
映画を思い出してちょっと切なくなるのに、
また聴きたくなる中毒性がある。
レゼ編、ストーリーも映像も音楽も含めて、
ちゃんと“映画”として完成度が高かった。
観に行ってよかったって素直に思える一本でした。