前回の8時間半におよぶ大手術のあと、おなかに大きくできた傷も順調にふさがり、術後の経過も良好ということで、退院となったキラキラ

みんながおめでとうと迎えてくれる中、私には不安があった凝視

私の不安、それは…


まだ便が出ていない滝汗ガーン


この後、この便問題が長く大きくのしかかってくることに…





退院の日はひさしぶりに動いたからか、ブッブ、ブッブ歩くたびにおながでていたニヤニヤ

これはしっかり覚えている

まだこのときはガスは出ていた

退院のお祝いだと、母が鯛をやわらかく煮てくれたお願い

それにちらし寿司を作ってくれて、どちらも大好物だったから嬉しかったキラキラ

お腹がいつも苦しくて、そんなに量は食べられなかったけど、美味しくいただいた


でも、今から考えると、このおなかが苦しいというのがもう始まりだったのかもしれない


便秘が気になっていた私は、おうちに帰っても毎日ウォーキングをしたり、便秘に良さそうなものを食べたりして、その解消に努めた


でも、便意はあるのに一向に出る気配はなく、おなかがパンパンでずっと痛いという状態に陥っていた

私の頭の中には

腸閉塞ゲッソリ

という言葉がちらつき始めた

どんどん心配になった


そこで退院から二日後、便秘薬をもらうため、もしくは坐薬か浣腸をして出してほしくて、外来を受診した


うちの病院とっても良い病院なんだけど、

予約なしで受診した時の順番がエグいチーン

なんといくら早く行っても、予約なしが呼ばれるのは診察の最後の最後なのだ

間には入れてくれない

あとからきた予約の人がどんどん前に入っていく

結局この日も4時間待つことになった


この日は主治医がおやすみの日だったので初めての先生だった

4時間待ってようやくレントゲンと血液検査をしてもらったが、心配な所見はないとのことで、酸化マグネシウムとセンノシドというお薬をもらって終了


坐薬や浣腸を申し出たが、前回の手術で直腸をとってるので縫合のことを考えるとできないとのことだった

なんだよ、手術のバカー(やつあたり)


家に帰って薬を飲み出したものの全く出る気配はなく、お腹の痛みは常に便を出したい痛さが続くようになっていった


次の日の朝

やっぱり出ない…

おなかがはち切れそうに痛くなってきたなとおもったら

吐いたオエー


昨日何もないと言われたけど、これはもう絶対腸閉塞だと確信し、ずりずりと這いながら病院に電話をかけた

そこから病院に送ってもらう車中では座っていられない苦しさになっていた

病院について家族が横にならせてほしいと言ってくれたおかげで、処置室で休ませてもらうことができた

レントゲン、血液検査、造影CTをした結果

腸閉塞と診断されて、緊急入院することになった


ああ、また入院かぁ…