自分を否定されたり 嫌なことをされたら
すぐ怒る
その時は鼻息荒く文句をぶちまけて
解ったか!フンッ
だって正論だもの
だけど何だか後味が悪いし
事態は解決するどころか ますます悪化
そんな時ふっと思い出す
子どもの頃読んだ絵本
太陽みたいになれたらなぁ…
だけどほんとに旅人はコートを脱ぐのだろうか
↑身近なスカッとジャパン
ほっこり編
旅人はコートを脱いだ
暖かい太陽に脱がされたとは気付かずに
結末は知っているのに 何度も読み返してしまう
小さい頃 よく ひいばあちゃんと留守番をした
ちゃぶ台のばあちゃんの席には いつも専用のタバコ盆が置かれていた
夕方おやつを食べながら 繰り返し巻き返し再放送される水戸黄門を必ず見た
印籠が出ると
見てごらん あれは いんろうって言って…
ばあちゃん 昨日も聞いたよ
その前も…その前も…
出る度に得意げに語りだす
黄門様が 何人代替わりしようとも
長年お伴だった助さんが黄門様に昇格しようとも
印籠の出ない日などないのだ
印籠エンドレス…
しかし優しく賢い孫 (私だけど) は
初めて聞いたように
へー そうなんだ 何が入ってる……
そうだよっ そうこなくっちゃ!!
パチパチ手を叩いて大喜び
さっきまで ただのじいさんだと思って無礼の限りをつくした老人が 光圀公だったのだから
ただでは済まないのだ
…の?
ハナから 話して聞かせる気などありはしないのだ
盛り上がって
持てる知識を披露したいだけ
ただそれだけ
私のお気に入りの小さなモンチッチと入れ替わっていても 気付きもしないだろう
実際 2回程試した
刻みタバコをキセルでふかす
粋なばあちゃんだった
さて 黄門様御一行は見事に極悪人どもを成敗したのだが
こちらの連絡帳を書いてよこした人は 決して極悪人ではないのだ
日々頑張って ほんの少しだけ 心の風船がしぼんでしまってたのかな
連絡帳を受け取った この母さんは
愛くるしい見た目とは裏腹で
とても強く しなやか
どんなに北風が吹き荒れようとも決してへこたれない
柳に雪折れなし
誰も傷つけず
自分も相手も
このステキな実験の結末をシェア出来た私でさえも
にっこり元気にさせる方法で
なんだかモヤモヤ~な出来事を
見事に解決してしまったステキな魔法使い
そよ風になびく 長くしなやかな枝先で
小さな宝物の頬をそっと撫でる
やさしく
やさしく
そんな感じ
追記
初めて読んだ日 もうなんだか嬉しすぎて
思わず いいね を連打してしまった
ふと気付くと なんだか画面がチカチカ
連打に追い付けなかった いいね ボタンが
点いたり消えたり 点いたり消えたり…
消えたり で終了していないか慎重に確かめて 息を吐き そっと汗を拭った
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心に刻んだ