シャルのシャルによるフィギュア達によるオモシロ喜劇場 -16ページ目

シャルのシャルによるフィギュア達によるオモシロ喜劇場

特撮系の玩具のレビューや仮面ライダー系のフィギュアーツ達の劇場をやりたいと思ってます(>_<)



仮面ライダードライブは一年間の放映が終わりました。


最初はバイクに乗らないライダーとタスキみたいな恰好をしていたのであんまり期待していなかったんですか一話目のアクションシーンから面白かったので良い意味で期待外れでした(笑)


序盤から中盤までは単純に『怪人を倒す』というスタンスでしたけど、主人公の泊進ノ介はロイミュードも『誰かを愛する心がある』『良いロイミュードも居る』という事を気づき、単に倒すべき出来じゃないという認識をしました(もちろん人を傷つけるロイミュードは倒している事には変わりませんけど)




そして今回の怪人、ロイミュードの幹部たちは物凄く人間らしいです。




ブレン。


ブレンはあれだけ嫉妬していたメディックに憐れみと同情を覚え、自分が愛したハートが愛した人を救う為に『自己犠牲』を選び、メディックに向けられた過剰エネルギーを身代りに受け、『彼の笑顔を取り戻したかった……』と言い、自分の傍で泣き崩れるハートを見る事はせずに空を見上げながら口癖の『私は優秀で……誠実で……』と三つ目の言葉を言わないままコアごと塵になっていき消えていきました。


ブレンが言おうとした三つ目の言葉は分かりません、しかしタイトルである『誰が一番ハートを愛していたのか』がそれを物語っているではないでしょうか、『やはり私は優秀で……誠実で……ハートを一番愛していた』それが言いたかった事なのかもしれません。


ブレンは人間が持ち得る嫉妬、同情、憐れみ、仲間意識という感情を習得して人間以上に人間らしく散っていきました、ブレンはもう『機械』ではなく立派な一人の『人間』になったのかもしれませんね。




メディック。



個人的にはメディックの散り様が一番意外でした。


メディックはハートの為とはいえ仲間を人体実験に使い、使えないロイミュード達(072みたいに)を処刑したりとかなりの悪女でしたので最後は報いを受けて死ぬと思っていましたけど、そうならなかったですね。


メディックは自分勝手な奴でしたけど、全ては愛するハートの為だと思って行動していました、しかしそれはハートに叱咤され、『もう二度とこんな事はしない』と誓いを立てました、しかしメディックがあれだけ非道な事をしていたのは本来の彼女の性格ではなくロイミュード達を治療した時に負の感情を受けて非道な性格になってしまった様です、彼女もまたハートを愛していた一人、そしてブレンには酷い仕打ちをしていました(上げるとしたならコアの姿になった治療と評して痛めつけた)


だけど、その酷い仕打ちをしていたブレンによって命を救われ、メディックは愛情によって超進化しました(その為に蛮野博士の所に行き、手術によって白メディックに戻って)。しかし蛮野は手術した時に『超進化したら自分に従い、シグマから放たれる過剰エネルギーを受ける』というブログラムを埋め込まれました、埋め込んた理由はハート達を回復させない為に、しかし蛮野の企みはブレンによって阻まれ、ブレンによって救われた彼女はまたブレンと同じ様に進ノ介を守る為に自分の命を犠牲にしてまで救いました……進ノ介とハートの勝利を信じて。



最初は進ノ介に悪魔とまで言われた彼女は最後には悪魔としてじゃなく女神として……愛に満ち溢れえた女神として死んでいった彼女もまた人間じゃないでしょうか。





チェイス


チェイスは最初はロイミュード側でロイミュードを狩る死神『魔進チェイサー』として活動していました(メディツクと違いコアを破壊せずにやり直すチャンスを与えていた)。しかし中盤あたりでチェイスはプロトゼロ、クローバルフリーズの時に主人公である泊進ノ介より前に活躍していた仮面ライダープロトドライブでしたかハートとの戦いに敗れ、ブレンにより改造されてしまいましたけど、最終的には仮面ライダーチェイサーとして復活しました、そして進ノ介達と行動していく内に人間の感情を学び、霧子に恋して失恋して、ブレン、メディツク同様、何処までも人間らしかった彼もまた霧子が愛した人間、弟の剛を守る為に致命傷を受けながら蛮野に特攻して自爆して散りました。


自分の愛した者を守る為に散っていた彼は紛れもなく『仮面ライダー』に違いありません。





ハート


ハートはロイミュードのリーダーであり、誇り高き王でもありました。


この人は他のロイミュード達を自分の部下じゃなく『友』と呼び、ロイミュードの死を『友の死』として悲しむ事が出来る奴でした、そしてメディックが自分に隠れて友達のロイミュード達にしてきた非道な行いを『断罪』して処刑するのではなくそれを許したうえで『超進化は己の力でしてこそ意味がある』と男気を見せて『喜び』によって超進化しました、最後はロイミュードの王としての生き方を忘れずに良きライバルである進ノ介との戦いで死のう(シグマとの戦いで致命傷を受けていた)としていましたかロイミュードと共存を望む進ノ介はどうしても戦う事が出来なくハートの攻撃を受け続け、最後の一撃をする前にハートの方が限界を迎えてしまい消えていく中、ハートは進ノ介にロイミュードの存在を忘れないで欲しいと涙ながらに頼み『最後に友達たちが出来た……人間の……』と言い残し静かに消滅していきました。



ハートは最後まで王としての誇りを貫き、自分が認めた相手との戦いの中で死のうとした彼はまさしく誇り高いロイミュードの王だと個人的には思います。








しかし此処まで怪人側にドラマがあり、感情移入が出来たのは555以来かもしれません。


ロイミュードの幹部達は自己犠牲、愛したひとをを守る為に散っていった姿は誰よりも人間らしかったです、今回のドライブは怪人は本当に悪なのか、倒すべき敵なのかと考えさせられましたね。









次の更新は水曜日になります。