おととい、昨日、あの忘れられない日から、3年でしたね。
あれから変わったこと、そして今もまだ変わらないことがたくさんあります。
その時のことを改めて思い返し、心に留めておくという意味で…今日はちょっと、つらつらと、書かせて頂きますね
当時、節電などの自粛ムードの中で、娯楽やイベント事が次々と中止される中…わたしは予定されていたLIVEに、出演することにしました。
他の出演者でキャンセルをする人は、もちろんいました。
それでも…わたしは歌うことに決めたんです。
正直、震災の直後は歌う気持ちにもなれなかったです。やはり人は、気持ちが塞ぎ込んでしまうと歌えないものです。
芸術とは、舞台とは、役者とは、なんと生産性のないものなのか。食べ物も、治療も、電気も起こせない。
そんなことを考えてました。
けれど、
そんな暗く気持ちが滅入っている時こそ、音楽は人の心に届き、たくさんのパワーをくれるんです！
まさに、見えない力のすごさだと思います。
LIVEの当日は、お店の方も考慮して下さり…節電しながらの営業で、ステージをやり切ることができました。
そして、わたしが本当に嬉しかったのは、まだ余震の不安もありながら、たくさんのお客様が会場へ足を運んできて下さったことです…！
歌だって、音楽だって人々に必要とされている。そう感じることができました。
だから、わたしは歌い続けます。
この時に強く決心しました。
明日のない今日はない。
日々、この日常に心から感謝をして…
まだまだ問題はたくさんあるけれど。
これからも、音楽のチカラを信じて…わたしは歩いていこうと思います