私が虐待を受けている時
私は地獄にいて
母親に嫌われたくない
捨てられたくない
怖くてたまらない
誰か殺してくれないかな
私が悪いから、、、
そんなことばかり
考えていました
私がある程度成長して思い返すと
我が家の隣の家の人は
毎日のように響く
母親の暴言や私の泣き声をどう思っていたのか
学校の先生は私にだけ
靴や服をくれたけどあれは
どういう意味だったのか
私がおかしいとわかっていたけど
誰も私を助けようとはしなかった
福祉施設の人が一度だけ
来たことがあると大人になって知りましたが
私に会う事はなく
私の地獄は変わらずあの頃続いていました
親戚の人も
あの頃の私は変だったと
心配していたと言われたけれど
そう思っていたのに
誰も私に手を差し伸べてはくれなかった
違っていたら失礼だし
面倒な事にはかかわりたくない
そう思っていたのかもしれない
誰しも自分が可愛いし
自分の周りで虐待なんてあるはずない
と思いたかったのかもしれない
その見て見ぬふりの犠牲に
無力な子供が傷つけられる
あの頃に今戻れたら
私は私をあの地獄から助けてあげたい
ただ抱きしめて
大丈夫だよ
悪くないよ
生きていてほしいよって
それだけで
あの頃の私はすごく嬉しいはずだから
今も助けが来ないまま
苦しんでいる子供が沢山いる
どうか躊躇わないで
間違えていてもいいと思う
そりゃあ
相手は嫌な気持ちかもしれないけど
見て見ぬふりをしないでほしい
それで
助かる子供がいるかぎり