ヘルプマークをいただいてから3ヶ月半ほどが経過しました。
関西圏では10月中旬から京都府に続き奈良県でもヘルプマークの配布が始まりましたね。
最初は内部障害のある人に限っていたようですが、11月11日からは義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方に対象を拡大されました。
京都・奈良に続き、大阪府や兵庫県でもヘルプマークの配布を検討してもらえないものかと切に願います。
が、兵庫県は独自で譲りあい感謝マークを作成していて、ヘルプマークの配布には難色を示している模様。
……譲りあい感謝マークは対象を身体障害者と難病患者に限っている(証明書が必要)上に有料なので、ヘルプマークと平行展開してもいいんじゃないかと思うんですが。
先行実施の変な意地とか捨てて、譲りあいマークも譲りあって欲しいものです。
この3ヶ月、ヘルプマークを通勤用の鞄につけて電車に乗っています。
ここしばらく電車内で気分が悪くなることが多いので、乗車したら優先座席の方へ向かっていますが、先日初めて席を譲っていただきました。
カジュアルな服装の若い男性が、私の鞄のヘルプマークを見たあと、電車が駅に到着する少し前なのにスッと立ってドアの方に……。
たまたまちょうど降りる駅だったのかもしれませんが、心遣いが非常に嬉しかったです。
一方、毎日優先座席に陣取るスーツ姿のサラリーマンの中には、ヘルプマークを見て顔をしかめる方もおられるんですよね。
ただ、私の側の気持ちの変化として、ヘルプマークをつけ始めてから(もちろん体調が悪いときに限りますが)近くの座席が空いたときには「体調が悪いので座らせてもらえますか?」とお願いできるようになりました。
譲ってもらえたときに「ありがとうございます」とお礼を言うのは当然ですが、自分が降りるときに譲ってくださった方がまだ近くにおられたら、その方も疲れているだろうに快く譲ってくださったことへの感謝を込めて、再度「ありがとうございました」と言うようにしています。
ふらふらになっているときに先に座らせてもらえると本当に助かるので、少しでもその感謝が伝わっているといいなと思います。
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