こんにちは!こがらしりなです。
皆さんは一口馬主を知っていますか?
こがらしは競馬歴は3年ほどですが、一口馬主についてやんわりと知ったのは去年の冬くらいでした❕
でもまだまだ知らないことばかりなので、一口馬主に精通している方も、そうでない方も、今日はこがらしと一緒に学びましょう
一口馬主とは?
1頭の馬を複数人で共有して購入するという制度。
共有馬主との違いは馬を金融商品として扱い、その金融商品に出資しているという形式のため、正式には馬主ではないという点です。
調教師や騎手との接触、ローテーションの決定などはできず、出資したら見守り続けることしか基本的には出来ません。
「馬主」という言葉がついているので色々と決められると思っていたのですが、見守ることしか出来ないことにびっくりです❕
できる事は?
出資馬の命名
口取り式への参加
牧場見学
優勝祝賀会への参加
牧場見学ツアーへの参加
出資馬の近状報告の確認 など....
1頭の馬をより身近に感じてずっと追い続けられるため、推しを作りたい人にとってはうってつけです。
こがらしも推しの馬のレースは現地に遠征するほどの推し活好きなので、ピッタリな予感...
活躍馬は?
近年ではなんといってもアーモンドアイ!(こがらしはアイちゃんと呼んでいます。)
現役でいえばイクイノックスやジェラルディーナ、今年のクラシック世代でいえばソールオリエンス、リバティアイランド、タスティエーラ、ファントムシーフ、コナコーストなど。クラシックの中心にいるのはみんなクラブ馬。
実はクラブ馬はとても強いんです❕
強い馬に出資して、口取り式にも参加出来るとなると競馬ファンとしては最高ですよね!夢が広がります💭
どれくらいお金がかかるの?
やはり1番気になるのはお財布事情...👛
1頭を何口で割るかによって大きく金額に差が出ます。例えば1億円の馬でも2000口なら1口5万円、40口なら250万円と全然違います。
他にかかるのお金は会費と維持費がメイン。一年に一度保険料もかかりますが、これはそれほど大きな出費とはなりません。
会費は月3000円前後のクラブが多く、維持費は月60万円前後を口数で割った額となります。
(例 40口=15000円、400口=1500円)
馬代だけでなく、毎月維持費や会費もかかるんですね❕
どんなクラブがあるの?
一言でクラブと言ってもその形態はさまざま。
クラブは大きく分けて
社台系
独立牧場系
集合牧場系
バイヤー系
の4種類に分けられます。
詳しく見ていくと....
社台系
社台グループの馬が募集馬ラインナップに並ぶクラブで、勝ち上がり率や重賞馬率なども群を抜いています。その代わり馬のお値段は少しお高めで人気も高く、出資したい馬に中々できない、もっと言えば入会することすら難しいレベルのクラブです。
40口▼
社台サラブレッドクラブ、サンデーサラブレッドクラブ、G1サラブレッドクラブ
200口▼
グリーンファーム愛馬会
400口▼
キャロットクラブ
500口▼
シルクホースクラブ
G1を勝っているクラブ馬は、ほとんど上記のクラブだなと感じます。こがらしも聞いたことがある名前ばかり!入会することすら難しいとなると、ハードルが高いですね
独立牧場系
1つの牧場が中心となって運営しているクラブのことです。お母さんやおばあちゃんがクラブ出身馬であることも多く、長く血を繋ぐロマンを感じることが出来ます。
デメリットは毎年ラインナップが似たような感じになってしまうことでしょうか。
ラフィアンターフマンクラブ...ビッグレッドファーム
ノルマンディーオーナーズクラブ...岡田スタッド
ロードサラブレッドオーナーズ...ケイアイファーム
ウインレーシングクラブ...コスモビューファーム
大樹レーシングクラブ...ビクトリーホースランチ
ワラウカド...パカパカファーム
こがらしは競馬の醍醐味は血の繋がりだと思っているので、自分が出資していた馬の子にまた出資出来るというのは嬉しいポイントです
集合牧場系
複数の牧場が協働で運営しているクラブのことです。そのため毎年目新しい馬が並びます。
デメリットは牧場ごとに馬のデキに差が生まれやすい可能性があることです。
→ユニオンオーナーズクラブ、ターファイトクラブ
毎年色々な馬が登場するのは、見ているだけでも面白そう❕
バイヤー系
自前の牧場を持たずに預託繁殖の産駒、セリで仕入れた馬、庭先取引で仕入れた馬を募集するクラブ。毎年ラインナップも目新しいものになり、社台グループの馬がラインナップに入ることも。
自前の牧場の馬ではない分募集価格が高くなってしまうのがデメリットです。
→東京サラブレッドクラブ、サラブレッドクラブライオン、YGGオーナーズクラブ、広尾サラブレッドクラブ、京都サラブレッドクラブ、友駿ホースクラブ、インゼルサラブレッドクラブ、DMMバヌーシー
クラブの名前は聞いたことがあるものがほとんどですが、こんな風に分類出来るんですね❕
募集価格は高いというデメリットはありますが、こがらし的にはバイヤー系のクラブが気になります
クラブ別ランキング
クラブ選びをするに当たって、やはり気になるのは勝ち上がり率や回収率💭
こちらも調べてみました!
クラブ別勝ち上がり率ランキング 直近5世代
🥇1位 サンデーサラブレッドクラブ(代表馬 リバティアイランド)
🥈2位 キャロットクラブ(代表馬 エフフォーリア)
🥉3位 シルクホースクラブ(代表馬 イクイノックス)
社台系クラブが総なめ!
普段競馬を見ていても、上記のクラブの勝負服は本当によく見ます👀
募集額回収馬率ランキング(募集額以上に稼いだ馬の率)直近5世代
🥇1位 大樹レーシングクラブ(代表馬 タイキクラージュ)
🥈2位 シルクホースクラブ
🥉3位 ノルマンディーオーナーズクラブ(代表馬 デアリングタクト)
出資するならやはり回収率は大切だと思います。
普段G1ではあまり見かけないので、一位が大樹レーシングクラブなのは少し意外でした
3勝馬率ランキング
🥇1位 シルクホースクラブ
🥈2位 キャロットクラブ
🥉3位 サンデーサラブレッドクラブ
こちらも社台系がランキングを独占。
入会することすら難しい理由が分かりました😂
入門編まとめ!!
一言で「一口馬主」といっても、こんなに種類やクラブがあることに驚きました。
今年からこがらしも一口馬主を始めたいと思っているので、それぞれのクラブをもう一度検討して、自分に合ったクラブを探したいです
こがらしの一口馬主デビューを応援してくださいっ!📣✊🏻