6月3日(月)

3ヶ月経っても忘れる事はない日。

どんな1日だったのか、しっかり覚えてる。

前の週(月)〜(金)2時間残業が多くて

この日も病院に行くから休みを取りたかったけど

躊躇して半休でお願いしていた。


「合う薬もらったら午後には行くねー!」って

相棒のような同僚に伝えていた。




今となると全部、付箋回収みたいなもんで

あれも?えっ、これも?ってくらいに

白血病の初期症状がしっかり出てきた。 


この日より前2~3週間は


①歯磨きをする度に出血

②紙で指を切った際血が止まるまで時間がかかった

③両脚に赤い斑点が出ていた

④不正出血が2週間ほど続いてた



でもまさか、そんな大きな病気だなんて

思ってもなくて仕事が落ち着いたら

病院行ってみるか。

行くとしたら何科に行ったらいいのか。

そんな事考えてたら面倒くさくて

後回しにしていた。



最後に行く気になったのは

顎の下にしこりが出来たからだ。

右と左と対照的にしこりがあって

これはなんかの病気かも?と焦って行く事にした。


耳鼻咽喉科を受診して

鼻からチューブを入れられて検査したけど

先生が思っていた病気ではなかったみたいで

念の為に血液検査をしてもらった。



1時間して呼ばれた時に

耳鼻咽喉科のおじいちゃん先生が

早口で焦ったように私に言った


「血液の値が異常だから、すぐに血液内科の先生に診てもらいましょうね!この値は耳鼻咽喉科じゃないですよ!」と。



血液内科って行ったこともなくて

血液の値がおかしいって言われても

思い浮かぶのは

なにかのウイルスに感染してる?ってくらいで

想像もしてなかった。


ドラマとかでよく見るような感じでなくて

呼ばれて座って、目の前に血液検査の紙があって


「この芽球が〜    普通の人だとなくて

こんだけあるのはもう白血病なんですよ」




ん?



白血病?ですか?

セカチュー?長澤まさみ???