目の前に
もう何十年も前の姿
家を改築する前の
もう何十年も前の、家の中の風景
父親と母親
そして私がいる
何を見ていても
何を感じていても
その景色を通してでしか見れない
その風景を通してしか感じれない
いつまでも囚われて
いつまでも見失って
そんな自分が情けなくて
みっともなくて
涙をこぼしそうになる
みっともなくて
涙を飲み込んで
目を閉じてしまいそうになる
何も感じなくなってしまったあの頃に
戻ってはいけない
自分を見失いそうになるけれど
見失っちゃいけない
ちゃんと見つめなきゃ
ずっと傍に立っている小さな自分
ちゃんと助けなきゃ
自分にしか出来ないことがある
自分自身にしか見えないことがある
何も出来ないわけじゃない
何かある
きっと何か出来るはず