観世能楽堂で行われた、伝統芸能フェスティバル 能✕歌舞伎 を拝見してきました。

正直、お能は難しい。

手を叩いてよいものかも悩む。

お勉強が必要だなと感じた。


演目解説     坂口貴信、中村児太郎

一管  狐火   田中傳十郎

舞囃子 小鍛冶  観世三郎太

常磐津 葛の葉道行  中村壱太郎

演目解説  観世三郎太、中村壱太郎

常磐津 本朝廿四孝 

 狐火之段    中村児太郎

半能  殺生石  坂口貴信



静かな中に響き渡る笛の音。妖しく燃え立つ「狐火」


「小鍛冶」は過日、猿之助さん中車さんの舞台を拝見したのでストーリーはわかるので、三郎太さんが舞う伏見稲荷の化身が刀を打っている様とかもなんとか理解が出来た感じ。


壱太郎さんの葛の葉

人間を愛し、人間との子をもうけ、別れていく狐の切なさ辛さ哀しさ

情感たっぷりの壱太郎さんの踊り素敵でした。


児太郎さんの八重垣姫

愛する勝頼様を助けたい一途な姫の情念を精一杯に表現されていました。

後見は芝のぶさん。

流石に息ぴったりで兜の扱いも完璧!!


殺生石

石が割れて狐の化物(玉藻の前)が姿を現すところの迫力とか、実在する場所があって、最近たまたまその石が割れた等、初めて知ることが沢山あっていい学びの時間となりました。








歌舞伎座 第一部 新・三国志 観劇

関羽   猿之助

劉備   笑也

香渓   右近

孫権   福之助

関平   團子 

諸葛孔明 青虎

曹操   浅野和之

張飛   中車


弘太郎さんの青虎襲名の、この舞台、絶対に観たかった。

安定の澤瀉屋のスケールの大きなカッコいい舞台。

浅野さんも石橋さんも違和感なく馴染んでて素敵だった。

むしろ、役のキャラという部分を差し引いても大袈裟ささが目立って頂けない方が約1名


若手のケンケン、福之助くん、團子くんが良かっただけに、彼のクドさが鼻に付く。

やっぱりあまり好きではないのを再確認。


笑也さん、凛々しさと儚さと、男としての劉備と女としての玉蘭と。切なくなる素晴らしさ。


立役の笑三郎さん、なかなか拝見出来ないけど、やっぱり体格も立派なので見栄えがして素敵だった。


そして、弘太郎改め青虎さん

これからも皆に愛される、明るいキャラとお芝居で楽しませて頂けることを確信しました。

大好きな先輩、右團次さんの衣装を着られて良かったですね。ご立派でした。



壮大なスケールと効果的な照明・音楽

紡ぎ出されるストーリーに、グングン引き込まれていく。

本当に素晴らしかった!!


衛星劇場かBS松竹での放送を心待ちにしています。













盛綱 菊之助
早瀬 莟玉
微妙 吉弥
篝火 梅枝
小四郎 丑之助

小三郎 大晴




・萬太郎さんの解説

スライド使ったり細かい部分の説明もわかりやすく丁寧で、初めてご覧になる方達も、すんなりとお芝居に入っていける導入がとても良かったです。

信楽太郎もキビキビとキレのある動きでカッコよかった!!


・菊之助さん 播磨屋の型できっちりと、かつ菊之助さんらしい柔らかさもある盛綱 素敵でした。

・丑之助くん 2度目の自信か、自覚の表れか、本当に立派な小四郎を見せていただきました


・莟玉さんの早瀬 可愛いだけじゃないキリッとした武家の妻女の佇まいがあって、とても良かった。

と同時に彼のせいではないのに、アレに付き合わされてる児太郎さんのことを想い悲しくなる。


・梅枝さんの篝火 素の勝気さが表れているようで、やっぱり役者さん次第で、お芝居の色って変わるんだなと思った。


・大晴くん 上手から出て花道でも堂々としたもの。首実験の時は、さすがに眠くなったのか鎧が重くて疲れたのか、ちょっとモゾモゾウトウトしてて、おばちゃんは少しハラハラしてしまったwww


導入が良かったので、お客様の反応も良くて楽しい観劇となりました。