宗裕の「茶花記」


1月15日(日)、鎌倉山倶楽部にて初釜があり、参加させていただいた。

お天気も良く、年も明けたばかり。清々しい気分を味わうことができ、良い1日になった。


画像は小間席の床の間で、お軸は大徳寺黄梅院太玄和尚「松に古今の色無し」。

お花は、この冬初めて膨らんだ「中納言椿」と白梅で、曽呂利盆の赤が映えていました。

分かり辛いですが、隣りはお正月らしく、亀のお香合です。


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宗裕の「茶花記」-偕香苑
  

2月26日(土)

赤坂 偕香苑 広間席


社中のお茶会が開かれた。

残念なことに、私は仕事の都合で欠席。

数日前に、準備をしているお稽古場へ挨拶に行き、

その際、大柳(六角柳)が手に入ったので、お席で使っていただければ幸い、と持参した。

画像はそれを使ってくださり、社中の仲間が後日送ってくれたもの。

お役に立ったようで、安堵した。



広間席のわりに床の間が小さいので、変則的な飾り方になっていますが、以下の通り。


花  キブシ・太郎冠者(別名・有楽椿)  (上から柳が下がっているので椿はつぼみが横並びで一部開花のものに)

花入 伊賀焼 ・寿老人 (敷板は木地板にすべきところ、会場にあるのをお借りしたので黒塗)
香合 「立ち兎」(楽焼)  (香合は右下に置くべきところ、右側が間が空いてしまうので飾り台の上に)

軸  「紅炉一点雪」 前大徳 泰道 師筆


梅香る季節に、一服のお茶。

お客様も良い時を過ごしてくださったのでは。

次回は、私も参加したい。



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宗裕の「茶花記」-河原撫子


万葉の秋の七種の一つ。

根締めに使われることが多いようです。



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青竹の清きを切り                         
清き水を張り

清き心をもって

清き花を活ける

宗裕の「茶花記」-ホタルブクロとシマアシ


蛍袋(ホタルブクロ)と縞芦(シマアシ)です。



茶花の心、に近づきますように。




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宗裕の「茶花記」-黒百合(クロユリ)


母の日が何とか無事終わり、本当にほっと一息。スタッフ一同、頑張りました。

なので、初風炉に参加はもちろん出来ず、お茶花の画像も手元に増えていないので、今日はお店にあるお茶花にもなる切花を撮影しました。割とうつむき加減に咲く花なので、この画像は台にのせて、下の角度から撮影しました。飾った姿が想像つきにくいようでしたら、ごめんなさい。

いつだったか、お稽古で初めてこのユリを見たとき、見た目にとても雰囲気があり素敵だと思ったのと同時に、かなり強いにおい(香りとは言い難い)に驚いたのを覚えています。



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宗裕の「茶花記」-永楽 あえて咲いたものを載せました。

永楽、という黒っぽい椿です。

「黒侘助」とも呼ばれますが、ワビスケ系ではなく、

ヤブツバキ系です。

これは、3週間くらい前に撮影したものですが、

私の先生が、自ら育てられたもので、大変端正な椿です。







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宗裕の「茶花記」-オオデマリ
スイカズラ科のオオデマリ。

爽やかな葉に

白の愛らしい花。

清々しい気分に

させてくれます。












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宗裕の「茶花記」-乙女椿と花筏

3月の花屋は忙しい!お稽古したい、と思っていても、なかなかうまくいかず、結局4月に入って、久しぶりにお稽古出来ました。そこで記念すべき1枚目の画像を。改めて茶室の暗さを感じました。これは、萩の花入れに「乙女椿と花筏」を入れたものです。そろそろ終わりを告げる椿と、若々しく柔らかい葉を出し始めた枝ものの取り合わせを、この時期はよく見かけます。


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