同じ誕生日に
生まれた
ぴったり2歳違いの
まるで双子のような
姉妹だった
そして
次女が
2歳を過ぎたころ
わたしは
そろそろ
三人目が欲しいと
夫に伝えたが
ずっと
男の子が
ほしかったらしい
夫は
三人目も
女の子かもしれないから
二人でいいと
言った
でもわたしは
なぜか
男の子を産むからと
言い
自分で
びっくりし
そして
なぜか
今日だよ
と受精する日を
言い
そして
息子をお腹に
授かった
わたしは
男の子だろうが
女の子だろうが
どちらでもよかった
でも
妊娠中7、8回
男の子の夢を
見たので
男の子だと
思った
そして
わたしは
そのとき
思い通りにいかない
長女の子育てに
悩んでいたのだが
息子を
妊娠したと
同時に
長女が
素直になり
一瞬で
子育てが
楽になり
また
妊娠5ヶ月のころ
突然
この子に
障害があろうが
なかろうが
そんなの関係ない
ただ
この子に
会いたい
という
思いと
涙が溢れ
何か
神聖な領域に
足を踏み入れたようで
震えたことがあり
この妊娠は
今までと
何かが違う
と感じていた
そして
わたしは
二人の娘は
切迫早産で
入院をしたので
今度は
なるべく
したくないから
保育器にも
なるべく
入れたくないからと
お腹の子に
2300gまでは
お腹にいてね
と話しかけていたら
予定日より
10日以上
早い
1999年
2月24日に
息子は
2300gぴったりで
生まれてきた