息子置き去り事件 | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.











わたしも
息子
置き去りにしたことを
ふと思いだした









それは息子が
小学校の
低学年の頃で








息子と
車で出かけていて
車のなかで
息子が何度も









「ぼく、降りる!」
と言い








そんなことは
しょっちゅうあり







その都度
できることを
精一杯して
向き合ってきたが








そのときは
わたしも限界で








「そんなに降りたいなら
降りたらいい!」







とわたしは言い
見晴らしのいい
田んぼの真ん中に
降ろした








でも
そこから立ち去らず
車の中から
息子を見ていたのだが







夕方で
草が生い茂って
いたのもあり






小柄な息子を
一瞬で
見失った










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そして
辺りを見渡したら
息子の友だち兄弟に
偶然出会った








その兄弟は
学校でも有名な
先生も手を焼いている
やんちゃな兄弟で









息子とは
特別仲がよかったわけでは
なかったが








たまに彼らが
うちに遊びに
来ていたし








学習ボランティア
学校の登下校でも
よく見かけた
兄弟だったので
よく知っていて










たくましく
そんな夕暮れに







禁止されている
校区街で遊んでいたところ
ちょうど出くわした









だから








「お願い!
りんがいなくなったから
探して!」







と言うと







「わかった!」
と言ってくれ












しばらく三人で
手分けをして
探した










そうしたら









「おばちゃん、いたよ!」







近くにあった
息子と夫がよく行く
ビデオ屋さんの店内で
息子を見つけてくれ










わたしは
安心して








彼らに
たくさんお礼を言い
帰った










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そして
わたしは翌日
校長先生に
このことを話した







 

彼らの
たくましさや優しさに
どれだけ助けられたかを
伝えた







そうしたら
校長先生は
いつも手を焼く
やんちゃな彼らの
先生の知らない姿に
喜んでくれ








すぐに彼らを
褒めると
言っていた








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そして
それからも彼らは
ずっと息子に
優しかった








それまでも
息子が特別支援学級に
通っているからと








息子を
邪険にすることもなかったが
それからも
ずっと優しく







彼らは
中学生になったら
不良グループのようなところに
属するようになったが










わたしが息子を
迎えに行くと
ずっと変わらず







「りんくん、バイバイ!」
言ってくれた











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そして
わたしが
息子の修学旅行
付き添ったときも









腰パンをしながらも
ペコッと頭を
下げてくれ







だから
わたしにとっては
彼らが
どんな風に変わろうと








ずっと
変わらず
愛おしい子たちで








この出来事を
思いだすと









息子が
あのとき
降りると言い







あの時に限って
息子を降ろし
そこに彼らがいた
不思議を思い










松山先生は










「りんくんは
そういうことをわざとする」
と言っていた












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