今回は恒例の答え合わせ回です。
前回の決算チェック(8月17日のブログ)で購入候補としてピックアップした銘柄がその後3か月を経てどうなっているのか、早速見ていくことにしましょう。
まずは1Q決算銘柄からです。
※①11月25日の株価は、9月末に権利落ちを迎えた中間配当金を加えた額です
※②日本食品化工・中国塗料・カノークス・サンワテクノスの4銘柄に関しては、8月17日ではなくそれぞれの銘柄を個別に紹介した日の株価を起点としています。
結果は28勝5敗で平均騰落率+9.85%。期間内に6.32%上昇した日経平均との比較でも20勝13敗と結構な勝ち越しでした。自分の感覚としては上昇と下落が半々ぐらいかなという印象だったので、正直言って上々の結果です。
また、今回の1Q決算銘柄たちは決算発表後に勢い良く上げるも、9月末に中間配当落ちと大口ファンドの資産リバランス売りが重なって急激に値を崩す銘柄が目立ちました。1Q決算銘柄は購入後すぐに中間配当権利日を迎えますが、今後は基本的に中間配当は受け取らない方が良いのではという印象を受けました。
そして上昇率1位は南総通運でした。南総通運と言えば当時少し下で指値を毎日入れ続けるも指さらず、そうこうしている内に四季報サプライズに選ばれて株価爆上げとなってしまった銘柄です。まさかフタバ産業や日本食品化工といった本命銘柄を差し置いて南総通運が上昇率1位とは…今思い返しても悔しい限り。やっぱり買いたい銘柄はちょっと高いと思っても成行買いしなければいけないということですね。
続いて、私の主戦場である2Q決算銘柄の結果がこちらです。
自分で言うのも何ですが、これは誇っていい結果なのではないでしょうか。スミダコーポレーションという大失敗銘柄こそありましたが他の銘柄は全て上昇でトータル10勝1敗、しかもその内9銘柄が10%を超える上昇で対日経平均株価9勝2敗、平均騰落率は15.71%というハイパフォーマンスでした。やはり2Q決算銘柄は信頼できるというのが今回も示された格好です。
とはいえ、自身の利益に繋げられたかと言うと実は微妙です。この中で最も期待し資金を投じたのはニチリンですが上昇率は11銘柄中9位。ムゲンエステートやADワークスはとても気になっていながらも不動産関連業という点を敬遠してしまい結局購入見送り、ミヨシ油脂と日本エアーテックは購入したとはいえ少株で、しかも共に11月決算前に小利確してしまいました。売買がヘタだなと改めて思います。
という訳で反省点も多くありますが、銘柄選別という点に関しては自信を深める結果だったのではと思います。今回の11月決算では2Q決算銘柄を大量に買い込んだので、また「今まで通り」の結果を期待したい所です。