夫がいないと生きていけない、と言うのは、

私の場合は精神的な面の方が大きい。

 

夫が生きている時、私は割と

自分の事は自分でしていたし、

夫もその点はあまり甘やかさなかった。

 

TV周りの配線の接続、ネット環境の構築、

各種手続きは私の方がやっていた。

 

家を建てた時の契約関係は

夫と相談しながらほぼ私がやった(笑)

夫は私が用意した契約書を書くくらいだった。

 

なので、家の中で

知らない事はほとんど無い。

 

旅行に行く時も手配は全部私がやっていた。

 

夫は出来ない訳ではないけど、

(むしろ手続関係はとても得意)

私の気のすむようにと

私に任せてくれたのだと思う。

 

今となってはそのおかげか、

色々な事を淡々とこなせている。

 

自分で進められると言っても

それで正しいかが分からなくなる。

 

1人になった今、1人で決断を

しなければならない事が多い。

 

私は直感型なので、これと決めたら

それに向けて突っ走ってしまう。

 

夫はそんな私に

「今じゃなくていいんじゃない?」と

冷静に諭してくれる事が多々あった。

 

自分の決断に自信が無い。

やるべきことは分かっていても

中々決められない。

 

こんな時夫がいればと何度となく思ったし、

今でもずっと思っている。

 

これから生きて行くのが怖い。

こんな寂しくて怖い人生を

長々と生きなきゃいけないと思うと

がっかりする。まさに「絶望」