東京駅からKWF総本部まで歩いて20分ぐらいだろうか。

東京の街は歩いていても楽しくて、飽きない。

東京駅八重洲口からまっすぐ東へ一直線で到着する、わかりやすい場所にある。

矢原先生の黒帯稽古に参加するのは数回…。あまり記憶にない。

「技術講習会」は人数が多いため、あまり練習という感じはないが、黒帯稽古は学生時代を思い出す。

最近徐々にイメージが薄らいできているが、矢原先生の稽古は「何とかその厳しい時間を

のりきること」に気がいってしまう。

上手くなる事は二の次で、必死で「しのぐ」。そんな学生の頃の思い出が蘇る。

ただ最近ではそんな感覚も多少変化しつつある。

今回は矢原先生の目の届く人数で多くはない。外国人も複数名いる。

10月の技術講習会は”KWF MALTA”の先生が参加されていたが

今回ホテルが一緒だった”KWF Scotland”の先生が組み手の相手だった。

彼は比較的時間のある冬場に2週間のステイでわざわざスコットランドから練習に来ている。

道場の名前は松の山のふもとにあるため松山道場という。彼の道着も汗まみれ↓

空手之道世界連盟 尾張旭支部

私の動をいろいろと修正・指導をいただいた。

憧れの矢原先生にたっぷりとアドバイスをいたき、とにかく充実していた。

先生の前だとスイッチが入る。「無我夢中」というかやっぱり「必死か…」。

道着は真冬というのに汗でベッタり。

八丁堀から東京駅までの20分間の徒歩が、冷たい風は春のそよ風のように気持ちいい。

東京の総本部で稽古している方々が何ともうらやましい…。