「ね、朝ごはんできたよ
一緒に食べよ」
無防備な寝顔に思い切り顔を寄せてみた。
「ニノ…ふふ。ニノの髪の毛くすぐったいよ」
そう言って大野さんに前髪をふわっと
かきあげられて、額がくっつく。
「わっななな何?」
「何はこっちだよ。ニノからくっついてきた
んだろ。」
羽交い締めにされて、頭をヨシヨシ…
大野さんに甘えたいのか、甘えられてるのか
分からないほどの距離感に、なんだよ…
胸が痛い。
この数ヶ月、弱ってんのか、オレ。
大野さんの布団に潜り込んでその温かさに
つい、このままうちで過ごそうよ…
一緒にいてよ…
そばにいたいよ…
演技でも、優しくしないでよ…
なんて言いそうになる。
ま、でもね…
今はもうそんなこと
言わないでいられる程度には
オトナになったみたいですょ…
「じゃあ夜にね。」
「ん。ごめんな。」
毎日謝らないでよ…
大野さんを見送った後
窓の外を見たら視界がにじんだ
もう一度ベッドで大野さんの温もりに
包まれた
夜が早く来ることを願いながら…
去年の大野さんは、こんな気持ちだったのかな
「じゃあ夜にね。」
「ん。ごめんな。」
毎日謝らないでよ…
大野さんを見送った後
窓の外を見たら視界がにじんだ
もう一度ベッドで大野さんの温もりに
包まれた
夜が早く来ることを願いながら…
去年の大野さんは、こんな気持ちだったのかな
今年は…アンタが忙しい番だね
もう会いたくてたまらない衝動を、
今日も持て余す…
そして明日も…
やっぱ…キツイ…
それはオトナになったって、変わんねぇよな

