本年年頭、年末年始の神社のご奉仕をしながら
何があったわけではないのですが
これでこの時期のご奉仕も最後かな、と思ったのでした。
例年なら10月くらいから、装束や足袋や貼るカイロの準備を
始めるのですが、今回はもういいんだよね?と考え、
何も準備しないまま一日の月次祭の日を迎えました。
『みほさん、元旦ってお願いできますか?
お忙しかったら無理にとは言えないのですが』神職から言われ、
「喜んでやらせて頂きます、でも、いいのですか?後進の方々にバトンタッチの時期かな、と
考えていました」
『みほさんいなきゃ、正月回りませんよ。お願いします』
そう言って頂ければ、ありがたいとしか言えません。
巫女とは呼べないような年齢の私を
巫女、と呼んでご奉仕をさせてくれるお宮。
ただ、ありがたい、としか言えません。
初々しい巫女、ではありませんが(笑)
最初にご奉仕させて頂いたとき、お手伝いに来てくださっていた
神職のかたも、「西住さん来ないんですか?」
と、大晦日、私を待ってくれていた、とお聞きして
🎵 日本のどこかに 私を待ってる人がいる🎵
って本当だな、と思いました。
「参拝者さんで、みほさんが、ひとことアドバイスしてくれたのが当たった、と
おっしゃって楽しみに来てくださる方もあるんです」
私などで、何かの役に立てるなら喜んで。
誰かの
何かの
お役に立てるなら嬉しいです。
神社で顔なじみになっている方々が
「み~ほ!見つけ~!」
と声をかけてくださるのは嬉しいです。
「みほから御守り受けるといいことありそうだよ」
いいことあったら嬉しいね。
だから、私は
どんな質問があっても、お尋ねになった方が
<聞いてよかった>と思ってお帰りになれるように
現在勉強中です。
世の中で様々なお仕事をされている方々と同じく、
他のお仕事に関しても、年末進行です。
考えるのは一つだけ。
自分が対応させて頂く方がたが
「良かった」と思ってくださる対応を心がけるだけ。
話しかけたおかげで損した、なんて思われては申し訳ない。
学生の頃、学費を稼ぐ為にバイトに行っていたデパートの店長に
「西住さんのその笑顔で、にこにこっとされたら
わたしも嬉しくなりますからね、その笑顔は貴重ですよ」と言われました。
美人で美しくて見とれた、と言われたことはないですが(^^♪
人事管理の仕事にしても、神社のご奉仕にしても、自分の役目は
『笑顔配達人』と考えています。
こちらが笑顔で居たら、相手もつられて笑ってくれるんです。
私は何もできません、
さんすうも判らないし
医師免許もないし
重いものを持てる力もないし
100mを8秒でも走れません。
料理はある程度自信ありますが
道行く人に料理出すのも現実的ではありません。
なら。
何も持たず、使わず、それでもどなたでもできるのは
『笑顔配達人』。
どうか、年末年始でお忙しくなって
気持ちの余裕もなくなっている方もおられると思いますが
西住、お宮でお待ちいたしております。
お渡しできるのは、笑顔だけですが
西住の一言アドバイス、人気あるんですよ。
『黙って座ればぴたりと当てます』
あ、座る場所はないんだっけ。ごめんなさい。