この日は検査のために朝ご飯を抜いていたので

検査、採血した後は、

院内にあるコーヒーショップで、

モーニングセットを食べた。


娘には、

病院に着くのが10時半以降なら消化器内科に、

その前までならコーヒーショップに来るように連絡した。


本音は早く来て、

早く帰って欲しいなと思っていた。

元気になったとはいえ、

まだ心の状態は完璧じゃない。

そんな人に私の病気のことを話したら、

また辛い思いをさせてしまうなぁって思ったからだ。


…なんて、自分勝手だよね。

理由はなんであれ、

娘を病院に呼んでおいて、

検査結果を伝えずに帰すなんて。

自己中以外のなにものでもないね。

娘はどうしたいか、聞いて決めよう。


娘は10時少し前にやってきた。

「暑かったでしょ、何か飲んで帰りなね」

というと、

「いや。3時間待ちとかじゃなかったら、結果を聞いていくよ」

という返事。

…あ、そうなのね

「あ、そっか、そっか」

とりあえずは昨日の購入品を渡す。

「このデッカイのなに?」

「え、キッチンペーパーだよ、知らない?」

暫く、買ってきたものを見てワチャワチャと話をして、私は消化器内科へ。

そこで再度受付すると、

30分後の枠で診察予約を取ってくれた。


娘に電話をすると、

診察室には入らずに、

このままコーヒーショップで待っているという。

家を出る時からイマイチだったお腹が、

冷たいコーヒーを飲んだことで、

本格的に痛くなってきちゃったらしい。

それは大変だガーン


私は15分遅れで診察室に呼ばれた。


はじめましての消化器内科の先生は、

ハキハキ、シャキシャキとした女医さんだった。