来月から、我が家は節約生活に突入する。


今までも決して贅沢をしていたわけではないが

私が働いていたことで、

少しは余裕のある生活ができていたのは確かだ。







月数万円の収入だったが、仕事を辞めて

それが無くなるのはやはり大きい。

当然だが、

私の年金や健康保険料の毎月4万円は、

黙っていても引き落とされていくのだ。


肩身は狭いがそれらは、

夫の月々の収入から払おうと思っていた。


ところが、先日。

「それくらいは、お前がどうにかしろ」

と言われた。


え?

療養するために仕事を辞めたのに…?

短時間のバイトでもしろと?


というか、

そういうことを含めて、

私が仕事を辞めることを承知してると思ってたよ。


そのくせ、

「俺にかかるお金はちょうだいね」って。

お小遣いを渡しているのに、

友達と遠出をするときは、

追加で小遣いをよこせ、ということらしい。


私は夫に、

自分の給与明細を見せたことがない。

だからといって、

私腹を肥やしていたわけではなく、

家族旅行や固定資産税や団信保険料や

両家への帰省代金などなど、

家のために使ってきていた。

勿論、ちょこっと貯金もしつつ…。


夫にしてみたら、

私の給与は私が全て小遣いとして使っている、という頭でいるので、

俺の収入で全てを賄うのはおかしい、

という発想になるのも分からないではない。


なので、夫に強気に出られたら、

「…良くないけど、まぁいいや」

と折れることにしている。

正直、関わるほうが面倒なことになるので…口笛


ということで、

社会保険料はお金が続く限り、

私名義の貯金を切り崩していきますよ。


さて、そんな夫だが、

運悪く、来月から在宅勤務となり、

1日中、顔を突き合わせることになる…ゲロー

お節介の過干渉で、神経質な心配性、

そして、かなりの気分屋の夫。


例えば、

テイクアウトしてきたスタバのカップなどを、

家のゴミ箱に捨てておこうものなら、

「無駄遣いするな!」と烈火のごとく怒られる。

それが、例え、私の小遣いで買ったものであってもだ。


つい先日。

ある手続きのために戸籍謄本が必要だったのだが、私はうっかり住民票と勘違いしてしまって…。

手数料の300円が無駄になってしまった。

ここでも「いい加減にしろ!」と怒られた。

翌日、仕事中にも電話が来てネチネチと文句を言われてしまって…。


確かに、私もうっかりが過ぎるとは思うのだが

夫にそこまで追い詰められるほど、

非常識なこととは思ってない。

うっかり、あるあるじゃないのか?


それを、

威張って上から目線で命令口調で言ってくる。


本当にどうにかなりそうだ。


今なんて、

朝と夕方以降しか顔を合わせないのに、

このストレス、この有り様。


他にも挙げたらきりがない。

…とはいえ、

乳がんになって2年半あまり。

夫にはどれだけ助けてもらっているだろう。

夜間に往診をお願いしたり、

救急車を呼んでもらったり、

家のことも少しだがやってもらっていた。

当然、感謝の気持ちはあるのだが…。


来月から、

図書館に入り浸ろうかな…雑誌を買わなくても好きなだけ見れるし、

夫の視線を気にすることもない。

のんびりとコンビニコーヒーも飲めるだろう。


真夏の自転車での外出は、

(車の免許を持ってないのてへぺろ)

がん患者にはつらいけど、

心を守るためだ。


自分を労ってあげたいよ。


…この調子だと友人たちとのランチも、

今まで以上に、いい顔はしないだろうな。