こんにちは！

Rinです！

今回はその日1日の命運が決まる、ウォーミングアップの方法について

書いていきます！

みなさん、まず楽器を吹くとき

いきなり曲練習をする人はいませんよね。

ウォーミングアップをして

基礎練習をして、それから曲の練習をするのが

楽器吹きの常識です。

じゃあそのウォーミングアップを

どうすればどうなるのかっていうのを

今回ご紹介していきます！

まず、ウォーミングアップとは

日本語に訳すと、『準備運動』や『温めること』と

いう意味になります。

なので、楽器の場合で考えると

吹く前の準備運動になります！

要は今日1日、楽器を吹くための

コンディションを確かめる時間になるのです。

楽器はとってもデリケートなもので、

吹き手の状態によって変化します。

なので、吹き手が体調が悪ければ

音もイマイチになることがあります。

また、前日の疲れが残っていたり、

長時間吹いた次の日などは、唇が腫れて

抵抗が増え、思うように吹けなくなることもあります。

それを確認する時間になるのです！！

しかし、どういう風にウォーミングアップをすればいいの？

というのをよく耳にします。

私がレッスンをしている中学校でも

毎年聞かれる質問です。

なので、今回は私のウォーミングアップも

ご紹介していきたいと思います。

ウォーミングアップの5つのポイント

1.マウスピースで唇の状態を確認

2.下のファ(B♭)から上のド（F)の音域で音確認

3.リップスラーでマウスピースでは

分からなかった部分の細かい確認

4.指回しの確認

5.highトーン、lowトーンの確認

私はこれを毎日楽器を吹くときは

ウォーミングアップとして取り入れ、毎回毎回やっています。

なぜ、これなのかというのは

きちんと理由があります。

まず、

1のマウスピースでのウォーミングアップは

楽器をつけないで、マウスピースだけの練習です。

マウスピースは楽器をつけないので、

音程は自分でコントロール。

そのマウスピースで今日は大体どのくらい

唇に抵抗があるのかをまず確認します。

そして、基準にする音（私の場合はチューニングの音）を

伸ばし、どれくらい真っ直ぐ伸ばせているかを確認します。

次に2の音域確認です。

ウォーミングアップで音階を吹くことによって、

上の方の音と下の方の音で響き方が同じか、

音が詰まってないか、を確認します。

いきなり、highトーンやlowトーンで

響き方の確認をするより、吹きやすい音域で

確認をしたほうが、コンディションを確認しやすいです。

次に3のリップスラーの確認です。

最初、マウスピースで確認したときに

マウスピースだけだと、自由自在に音を鳴らすことができます。

しかし楽器をつけたとき、

音が相対的に取れているか、

音をしゃくっていないかを正確に確認できるのです。

なので、私は3番目にリップスラーの確認をします。

次に4つ目の指回しの確認です。

『昨日もちゃんと吹けてたんだし、

今日も指回しは大丈夫でしょー。』

と、おっしゃる方が多いですが、これは大間違い！

寝てる間に感覚がリセットされ、

体調や、浮腫み、睡眠時間などで、

指の感覚も変わってきます。

自分では変ってないと思っていても

浮腫みや睡眠時間で

意外と変わっているものなのです。

なので確認をきちんとしましょう。

最後は5つ目のhighトーン、lowトーンの確認です。

曲中に出てくる音域は

ドレミファソラシドなんかじゃ済まないですよね。

なので、ある程度吹き慣れてきたところで

highトーンやlowトーンをふき、今日の自分の音程はどうかな？と確認をするのです。

口が疲れていたりするとhighトーンは

外れやすくなったり、

余計な音が入ってしまったりしがちです。

それも曲を吹く前に確認しておくことが大事です。

lowトーンも同じで、音程を確認したり、

下の音なので発音が濁っていないかを確認したりしましょう。

以上の5つをすることにより、

練習時間を有効的に使いウォーミングアップを

することができます。

そしてなにより、無駄なウォーミングアップをしていない！

これは一番大きいです。

最近観た生徒さんで、

ウォーミングアップに無駄が多く、

唇に負担をかけている子がいました。

その子に話を聞くと、

『念入りにウォーミングアップをしたい。

けどやり方がわからない』

と言っていました。

そして、正しいやり方を知らないまま

なぁなぁの状態でやっていた結果、

無駄が多すぎて少し疲れてしまうと。

これでは本末転倒です。

要は準備運動をして疲れているのです！

なので、ウォーミングアップは

効率的かつ、無駄のないのが一番！

そして、今紹介したのだと

短時間でウォーミングアップができるので

余った時間を基礎練習や曲練習に使うことができます。

部活動みたいに時間が決められていると、

いかに質の高い練習ができるかがカギとなります。

そのために一番最初にする準備運動の

ウォーミングアップから、質の高い練習をしていきましょう！

命運を左右するウォーミングアップ