今日は母のことを少し書こうと思います。

私は母と手をつないだり抱きしめられた記憶がありません。

最近では『友達親子』とか

お母さんと娘さんが友達みたいな距離感だったり

逆に母親との距離感に悩み『毒親』とかなんて言われていたり。

私も長年『母』との関係…というか今はもう絶縁状態ですがずっとずっと悩んできました。

うちの母はちょっと特殊なタイプで

誰かに相談したところでなかなか分かってもらえないレアタイプ(笑)

それはなんとなく子供の頃から頭の片隅にあったのでしかたないとただただやりすごしてきました。

母というより『女』なんです。

特に若いうちに早く母親になった母からしたら

青春時代を家事育児に追われ同じ歳の頃にできなかったことをしてる私が妬ましかったのかな~

時が止まってるのかもしれません(笑)

私もその頃は反抗期だし思春期だし

口うるさく制限してくる母がほんとに大嫌いだった

よく『お母さんがりんごくらいの頃はそんなことできなかった、遊びになんていけなかった』って

ヒステリックに言ってきたけど

それは自分で選んでそうしてきたんだから私に当たらないで!

私には関係ないし!としか思わなかったし

なるべく顔を合わせないように避けて過ごしてました。

バイト代で買った服やバックもよく『いいなぁ貸して』…ま、返ってこないのは日常茶飯事

初めて友達とコスメショップでメイクしてもらった時も

帰宅して顔を見るなり『何その変な顔』と嫌味一発(笑)

今だから笑って話せることも当時はまだ純粋な子供だったから

想定内の一言にもいちいち傷ついてつらかったな

私はずっと娘というより母からしたら無意識に女としてライバルの様にみられていたんでしょうね…

それに気づけたのも離れたほうが楽だと気付けたの結構な大人になってから。

それでも母の日が近くなりカーネーションが並ぶのを見る度に

『何もできない、しない自分が親不孝だなぁ』と自己嫌悪になって胸がチクッと痛みますが

イベント毎に振り回されてるだけなんだと言い聞かし流す(笑)

 

ありがたいことに今では私も息子っちからバイト代で

カーネーションをいただく側となりました花束