毎日仕事の時は欠かさず


「おはよー」「飯くった?」「今から帰るね」


の用件メールに加えて


いろんなメールをちょこっとくれる。


けだるい朝も、


凹んだ昼も


疲れた夕方も


彼からのメールで


自然と顔は微笑み、暖かい気持ちになる


返信する自分のメールも


自然と優しい気持ちがこもる


「いつもrinのメールで元気になるよっ」


とメールをもらったら


涙が出そうなくらいうれしくなる。


逢う時間はちょこっとで


車の中で話すくらいだけど


そっと手を出すと


繋いでくれる手の暖かさ


涙がこみあげてきそうになる


あれから安静にせずに


がむしゃらに動いたバツとして


体調があまりすぐれない


お腹は痛むし


出血も止まらない


ちょこっとメールに書いたら


「つらい時にそばに居てやれんでごめんな


これからはずっとrinを大切にするから


rinが俺を嫌いになるまで」


いつもそうだ。


彼は「俺を嫌いにならない限り


ずっと好きだよ」


そう言ってくれる。


嫌いになんてなれないよ。


彼の子供っぽいとこも


喜怒哀楽が激しいとこも


一直線な気持ちも


すべてひっくるめて


好きなんだ。







久しぶりに、子どもと立ち寄った中古本やさん。


文庫本の欄を眺めていると


大好きな「よしもとばなな」の本が


並んでた。


「アムリタ」


その題名の不思議さに


買って帰った。


彼女の本は、いつも絶妙なタイミングでやってくる。


昔から読書が好きな私は


思春期の頃は


サリンジャーやトルーマン・カポーティ


太宰治、梶井基次郎・・・・・


大人になってからは


パウロ・コエーリョやスピリチュアルな本


その中でも、よしもとばななの作品は


本を読んでいるという感覚よりも


別の次元に連れて行かれたような


五感を通じて


引き込まれ


読んだあとも日々の生活をしながらも


フワーッと違うところにいるような気さえする。


安定した暮らしが変わり


自分自身の力なんてちっぽけで


もがいたり、悩んだり


そんな中でも、外ではきちんとおしゃれして、お化粧して


精一杯の笑顔でいる自分。


家族の中にいればそれ以上にパワーを使う。


平然とした顔をして、元気で居る自分がいやになるけれど


事実を受け止め、自分を責めて思い悩んで


そんな自分を見たくなくて


いつも表情は


口角をあげて元気顔


ほんとうにこれでいいのか


自分が怖くなる


子どもたちに向ける笑顔と


抱きしめて幸せだと思える感情


いとおしいと暖かくなる心


こんなの嘘っぱちなんだろうか


いろんな私が混在する


本を読めば加速し


ふわりと地に足がつかなくなるのに


本の世界にひきこもる


そして彼女の世界にどっぷりはまる


でもこの本はきっと今の私にとって


大切なものなんだな


それだけは感じてる