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コラム
こんにちは!Webクリエイター 日向 凛です。

今朝の読売新聞の一面トップ見出し。「ネット翻訳でメール流出 無料サイト 銀行や省庁情報」と書かれてあったのを見て、びっくり。

ええっ!!!翻訳サイトに入力した文章って、公開されてしまうの!???


GoogleやYahoo!の翻訳サイトではない模様

私はよくGoogle翻訳を利用しています。英語のエラー文章の意味が分からないときに、コピペしてボタンを押すと日本語に変換してくれてとても便利です。ちょっと変な日本語ですけど。

他にも、エキサイト、Yahoo!もそれぞれやっているようですが、これらではないようです。


問題になっている翻訳サイトって、どんなの?

翻訳文章 公開」で検索して調べてみたところ、「他の人の翻訳を参考にして自分の翻訳作業に生かす」あるいは「外国語学習に役立てる」ために、翻訳文章を公開できる翻訳サイトが存在していました。

今回問題になっているのは、このサイトではないようですが、これ以外にも「みんなの対訳をあつめて、みんなの自動翻訳を定期的に更新」しているサイトもありました。

つまり、入力した翻訳文章が「保存」され、「利用」されている翻訳サイトがあるということです。

もしこれを、うっかり「公開設定」で使ってしまったら…情報流出につながりますよね。


どんな情報が流出したのか?

読売新聞に掲載の情報によると、問題の無料翻訳サイトを使ったメガバンクでは、融資先の経営状況などの生々しい情報が公開されていたとのこと。その他にも、中央省庁や自動車メーカーも対応に追われています。

決して無防備であったわけではなく、社内での情報の取り扱いには十分注意してきたにもかかわらず、誰かが無料翻訳サイトを使ってしまった?ばかりに、社内の機密な情報が公開されてしまったということです。


その他の翻訳サイトも安心はできない?

情報セキュリティー会社 ラックの西本氏によると、「翻訳した文章は運営会社側に渡っている」とのこと。

「業務の機密メールを翻訳するのは極力避けて、リスクを考えながら使うべき」のがいいと、警鐘を鳴らしています。


インターネット上で打ち込んだ文字は、インデックスされてどこかで利用されているものだと思ったほうがいいのかもしれませんね。どうしても翻訳したい時は、個人情報はいれないようにしましょう。


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