【駒澤大(43年連続43回目)】


我妻 伸洋(④・仙台育英)

池田 宗司(④・那須拓陽)

岩井 太秀(④・仙台育英)

太田 行紀(④・倉敷)

高橋 徹(④・市立船橋)

岩本 雄樹(③・鎮西)

宇賀地 強(③・作新学院)

高林 祐介(③・上野工)

深津 卓也(③・東農大ニ)

藤山 修一(③・白石)

星 創太(③・会津工)

飯田 明徳(②・一宮興道)

末松 裕一(②・大分東明)

藤原 昌久(②・倉敷)

渡邉 潤(②・秋田工)

井上 翔太(①・上野工)


※青文字が主将。


駒澤大は、史上8校目となる2度目の箱根連覇に挑みます。


以前から4年生の層が薄いと指摘されていましたが、今年3月の京都ハーフで実業団選手と競り合い1:02:10で優勝した池田キャプテンを皮切りに、我妻くんが9月の日体大記録会でPB大幅更新の13:54:51を出すと秋の駅伝シーズンも好調を維持(出雲2区3位・全日本3区2位)。

そして太田くんも負けじと9月の一関ハーフを記録よりも勝負に徹し見事優勝、そして全日本では7区で初の区間賞など、厚みが増したことを証明しました。


そして星くんの台頭も忘れてはなりません。5000m13分台で入学した宇賀地くん・高林くん・深津くんに比べて、入学時は15分台。(←詳しくは判らなくて申し訳ないです。)

メキメキと大八木監督の下で根を生やし大学1年時の5000mPBは14:35:68→そして一気に存在感が増した2年時のPBは14:00:24(11月の日体大記録会、上野 裕一郎くん(当時中央大)と競っての記録でした。)→そして今年9月の日体大記録会で13:50:05と「大八木監督マジックの申し子」的存在であります。(その分見えないところで、様々な苦労と涙があったことと思いますが。)


大学のトラックを改装した3年前、ハーフマラソンなどロードや距離走重視だった練習を減らし、トラックによるスピード練習も本格的に導入したことにより、練習の質も上がったとの事。


やっぱり本命は駒澤大であることは間違いないと思います。見れば見るほど強いなーという印象。

一番の難関であろう箱根の山登り・山下りをどう攻略していくのでしょうか?

回はまさかの(←いい意味で)5区に安西 秀幸くん(JALグランドサービス)をエントリーしてきた大八木監督の千里眼にも注目です。


【早稲田大(33年連続78回目)】


竹澤 健介(④・報徳学園)

朝日 嗣也(④・加治木)

蘆塚 泰(④・國學院久我山)

斉藤 太一(④・戸山)

三戸 格(④・磐城)

三輪 真之(④・星陵)

尾崎 貴宏(③・秋田中央)

加藤 創太(③・愛知)

神澤 陽一(③・早大学院)

高原 聖典(③・白石)

猪俣 英希(②・会津)

高野 寛基(②・佐久長聖)

中島 賢士(②・白石)

三田 裕介(①・豊川工)

八木 勇樹(①・西脇工)

矢澤 曜(①・多摩)


前回の箱根駅伝では12年ぶりの往路優勝。優勝の原動力だった5区・駒野 亮太くん(JR東日本)などが卒業したものの、総合2位の経験者は7人残り、「常勝軍団・駒澤大」を引きずり下ろすチームと目されています。


しかしここに来て竹澤キャプテンの怪我がまた発覚。10月の出雲駅伝後、左すねを疲労骨折。そして11月の全日本大学駅伝後、左アキレス腱移行部痛を発症。現在は治療に励んでいるとの事ですが・・・。前回の箱根では秋に座骨神経痛を発症し、痛み止めを飲んで3区に強行出場。

正直未来を見据えてここは欠場というわけにはやっぱり無理なんでしょうね、特に今回は主将プラス優勝の二文字が掛かってる。責任感の強い竹澤くんですから。


にしても今回のエントリーはやっぱりだいぶ陣営も悩んだ事だと思います。阿久津 圭司くんと高橋 和也くん(共に4年)も入ってないし。阿久津くん、ほとんど記録会も出られなかったし。高橋くんもここぞという記録会でアピールできなかったのも要因なんでしょうか。


そして忘れてはならないのが竹澤くんの背中を追って早稲田の門を叩いた三田くん・八木くん、そして二人と練習したいと早稲田に入学した矢澤くんもエントリーされました。

上尾ハーフで箱根も走れるとアピールした三田くん・矢澤くん、そして本来の力が発揮できればと意気込む八木くん。誰が区間エントリーされるかも見物ですね。