2011年にmacklemoreがリリースしたbboyという曲がある。この曲を知ったのは数ヶ月前にでたバトルでの事だ。
イントロがとにかくかっこよく、その後のイケイケなラップとブレイクビーツも完璧にマッチしている。ここ最近ブレイクビーツの痺れる新譜に出会っていなかったが、この曲は久々に私の心を震わせた。
DJという立場柄、いい曲があれば手に入れたくなるのが筋である。普段はYouTube等で調べてヒットすればアーティスト名を紙に控えてレコードショップに飛んでいくのが常であるが、なんせ曲名は「bboy」。無限にヒットした有名無名の音楽から私の心を震わせたそれを見つけ出すのは至難の技だ。人に聞いてもいいのだが、中途半端な人に聞いたら舐められそうというつまらない理由で、深夜に1人泥沼にハマっていった次第である。
毎週通っているレッスンで師匠が流した曲がbboyであり狂喜したのはつい先日のことである。師匠に曲名を聞いた。吹けば飛ぶような薄っぺらいプライドは本当に吹いたら飛んだ。
お前新譜も探せないようじゃDJじゃないぞ、とディスられながらもアーティスト名を教えてもらい曲名と共に検索にかける。世界中どこにいてもスマホ一つで曲の検索が出来る現代は本当にスバラシイ。
曲は確かに数ヶ月にしびれたそれである。そして、私の中で新しい曲を聞いた時のルーティンなのだが、アーティストのプロフィール情報と歌詞を見つけて徹底的に読みふける。これが音楽を一粒で2回美味しいモノにする秘訣であることは中学生の頃に発見した。
そして、帰宅してから何回も曲を聞き、歌詞を見ていく中であることにきづいたのだ